January 6th, 2008 - タラ・ラローサ

この女性(ひと)とはなしていると、いつも長電話になる。

ーどうせベットで寝っ転がってんだろ?
ー何でそんなことがわかるの?
ーわかるからだよ。どうせ何も考えないで天井とかボケ〜ッと眺めてたんだろ?

これは彼氏と彼女の会話ではありません、念のため。
で、まぁ似たようなたわいのない会話が延々と続くのです。

ー何でそんなことわかんのよ、気持ち悪いわね。
ーだって朝練終わって夕方ジムに戻る前に何かやることあんの、飯喰って寝る以外に?
ーあのね、わたしにだって他の人生があるのよね。

こんな感じで(わたしの書く文章のように)毒にも薬にもならない会話をダラダラと続けちゃうから長くなるんです。
タラ・ラローサとわたしの電話はいつでもこんな感じなんです。
ちなみに、いま彼女はニュージャージーの実家に住んでおります。
そこから一日二回、車で1時間ちょい州境を越えてフィラデルフィアのファイト・ファクトリーまで通って1に練習2に練習、3、4がなくて5練習。
うん、さすが135ポンド以下世界最強と呼ばれる女はもうバイトなんかしていない!
朝から晩まで練習漬けの毎日なのだ!
な〜んて訳にもいかないんですよね、ほんとのところは。
確かに一試合で稼ぐファイトマネーはエリートXCのジーナ・カラーノ以上の高級取り。(といっても男子と比べたらしれてるけどね)でもそんなに頻繁に試合がある訳でもないから、時々バイトはしているという訳なのです。

ーあ、そういえばこの前あんたの家の近くまでいったのよね。そこで縛られてトランクに突っ込まれて、あとは倉庫の天井から1時間以上も吊らされてたのよ。
ーへぇ〜、何の映画?
ー「Law and Order」よ、だから映画じゃありません。
ーあ、あれね。でも結構ギャラよかったでしょ、人気ドラマだし。いくら貰ったの?
ーA LOT.
ーだからいくらなんだよ。
ーA LOT.
ー面倒くさい女だね、相変わらず。いくら貰ったか言えばいいだろ。
ーA LOT.
ーまぁ別に言いたくないならいいですけど。
ーへぇへぇへぇへぇへぇ〜、知りたい?

もう一度念を押しますが、別にタラとわたしの間には何もありません。
「お前の妹いい女だな」とか「お前は嫌だけど妹とは一度、お手合わせお願いしたいですね」ぐらいの事をいっても軽いローキック一発ぐらいで済む仲ではありますが、そんなに頻繁に話したりメールしたりする訳でもないんです。(注:そうなんです。タラの妹はみんなが認める美人なんです)
ただ会えばいつも一緒にバーにいったりカジノにいったり飯くいにいったり、要するに遊び仲間みたいなもんなんです。

そんなタラの最近のバイトは映画やテレビのスタントだそうです。
同じく総合格闘家のシェール・シェノンから紹介されたらしいんですが、そんなに時間的にも拘束されなくて彼女の素質が活かせていい金が稼げて、しかも引退後の進路のひとつとして、タラみたいなプロ・ファイターにとって映画のスタントウーマンは全然あり得る選択肢だと思うので、色んな意味でとてもいいバイトといえるんですよね、これが。
でもこのスタントの仕事も総合の試合と同じなんです。毎週とか毎月発生するもんではないんで、更にもう一つ、バイトをしているそうです。
まぁ、ほんとのところは、経済的にはそこまでしなくてもいいんだけど、本人曰く「面白いから」という理由で、週に二晩ほどフィラデルフィアのクラブでバウンサー(用心棒)をしているんですよ。
しかもタラちゃん、そこでの仕事が「楽しくて堪らない」みたいなんです。
ステージ脇からダンスフロアを監視。喧嘩が始まったらすぐに周りのバウンさーたちに合図を送る。そしてタラはフロアに飛び降りると素早く(忍者のように?)踊っている客の合間をすり抜け現場に近づくとまず他の客に離れるように誘導。その間に他の男性バウンサーたちが喧嘩を仲裁。それでも収まらない時はタラ自身も暴れている奴に飛びかかり、後ろから羽交い締め。必要な時はパンチ、肘打ち、そして膝蹴りを数発顔面とか脇腹に喰い込ませてからヘッドロックにガッチリと捉え、そのまま非常出口まで引きずっていき(冷凍マグロをぶん投げるみたいに?)駐車場に放り投げる。そしてここで大好きな決めゼリフ。「ゴー・ホーム!」
以上がタラの「楽しくて堪らない」仕事の内容だそうです。(ちなみに、このお店の女性バウンサーはもちろん彼女ひとりだけです)

とここまで聞くと、ウ〜オ!なんちゅ〜うお転婆娘、アメリカン・カウガールだなぁ〜!と大半の人は思われるでしょう。
でもほんとの所は、タラちゃん、ごく普通のどこにでもいる陽気なアメリカン・ガールなんです。
そりゃもちろん日本人男性の多くが女性に求める、おくゆかしさというか情緒というか、夕焼けこ焼けで、みたいなオーラはまったくありません。そりゃ仕方ないです。育った環境が違うんだから。フライドポテトとハンバーガーですよ。
そりゃ確かに「わたし、試合前は緊張するから何回も糞するのよね」なんて嬉しそうに言っちゃう人なんです。
あんみつなんてだしたらスープみたいにガブガブ飲んでしまうかもしれません。
けど普通の女の子なんです。意外に小心者ですし。
テレビのインタビューの時だって、「お前優等生コメントばかり吐いてないで、もっと挑発的なこといえよ」と焚き付けると強気になるんだけど、精一杯言えて「わたしに勝てる選手はいないわ」程度。それでも言ったあとすぐに「あ、信じられないわ、こんな事いってるなんて。お願い、今の使わないで」なんてディレクターに真剣に頼んじゃう人なんです。
それなのにわたしとの長電話の時だけ「XXXXXXXの顔面に拳をぶち込みたいわね!」とか「XXXXXXXXなんて糞喰らえよ!」とかいってそれで一人で笑い転げてるんです。要するに言っているだけでそんな事ほんとはこれっぽちも思っていない。でもいって楽しんで笑って、え、でもこの事誰にも言わないでね、となっちゃう人なんです。
ね、ただの陽気なアメリカンガールでしょ?

そんなタラ、彼氏のこと聞かれると、これまたごく普通の女の子になっちゃうんです。
嬉しそうな顔して。でもそれを悟られてはいけない、みたいな感じで反対にちょっと緊張面になることも時折あるんですが。(笑)
わたしが初めてタラと会ったときの彼氏は同じく総合の選手だったんです。確か65キロ以下で試合していた選手で、ちょっと名前は失念しちゃったんだけど。
「やっぱり選手の生活って普通の人と全然違うから、おなじ事している人がいいわぁ〜」なんてごく普通のことをデレデレと幸せそうに言ってたんです。まぁそれでいて「ねぇねぇ聞いて、昨日の練習でわたし彼氏からタップ奪ったのよ!」なんてはしゃいで報告してくる所は「普通の女の子」とはいえないと思いますが.........。
まぁ、それはいいとして、そんなタラ、二年ほど前に軍隊で格闘技を教えていたいんです。
そこで出会った彼氏がこれまたいい奴らしくて(会った事ないんです)、タラの選手生活をサポートしつつ見守るみたいなタイプで、しかも肉体派だから一緒に身体も動かせて、とタラにとってはほんと理想の男性だったそうなんです。軍人だから生活も安定しているし、それでいておぼっちゃんタイプで、上手くタラをたてることのできる人だった、とみんなから絶賛の嵐だったんです。
そんなタラの彼氏、これはもう公になっているので知っている人も多いと思いますが、去年の8月にイラクで戦死してしまったんです。
しかもその知らせがあった次の日、タラはボードッグファイトの解説の仕事があったのでバンクーバーまで飛び、現場ではいつも通りに振る舞いキッチリと仕事をこなしたんです。
その夜、わたし、バンクーバーの友人のアパートでタラに会ったんです。
あの時は他にも色々いたんです、選手とかトレーナーとかジャッジとか。
誰がいたっけ。クリス・ライトル、ケーシー・ウスコーラとか、あ、あと薮下めぐみさんもいたと思います。
そこに現れたタラはごく普通に振る舞っていたんですね。
でもキッチンでドリンクを作っている所を声かけたら、目にいっぱい涙を溜めて「ねぇ、わたしの彼氏死んじゃったのよ」とポツンというんですよ。
しかもわたしそこで、え、いつ?なんて野暮な質問しちゃったんですね。そうしたら「昨日通知がきたの。よくわからないけど爆発死だったみたいでね」とボロボロ涙流しながら説明するんです。
いいよ、もうそんな説明しなくて、と思わずハグしたのですが、タラちゃん、もうその時から自分に言い聞かせるよういいってました「ううん、でもそうなってしまったというのは運命だから仕方がないの」。
ほんの少しの間わたしの肩で泣くと、タラは「でもわたしの人生はまだまだ続くから」といってニコッと笑うと、そのまま何事もなかったようにみんなと一緒に馬鹿話をしてはゲラゲラ笑っておりました。
ねぇごく普通の健気な女の子でしょ?

それから三ヶ月後ぐらいかな、タラとまた長電話をする機会があったんで聞いたんです。

ーおい、そろそろ次の彼氏作ること考えてるか?
ーヘ〜イ、まだあれから数ヶ月しか経ってないのよぉ。
ーあ、そうか。そうだよな。
ーわたしだって色々と心の整理というのがあるのよ、そんな風にみえないかもしれないけど。
ーそうか、じゃぁ当分男関係であんまりお前のこと弄れない訳ね。
ーいや、いいけどね、それは、楽しいから。それより今は強い選手と試合したいわぁ〜!

そんなタラが今一番試合をしたい選手がふたりいるんです。
ひとりはもちろん藤井恵選手。
「わたし123ポンド(55.79キロ)までなら絶対に落せるんだけど!」と騒いでおります。
いくら勝ち続けても、多くの評論家たちが「ポンド・フォー・ポンドでは無敗の藤井選手の方が上」というので,タラにとってはもう体重落してもあとは藤井選手しかいない!という気持ちが物凄く強いみたいです。

あともうひとりはカリーナ・ダム。
何で!?と思いません?戦績が7勝3敗のしかも自分より階級がひとつ下の選手と何でやりたいの???とみんな言うんですが、ただ単に「嫌いだから」やってKOしたいそうです。(笑)
まぁ、これにはまた色々と他の意味も含まれているんです。
まずわたしがカリーナのマネージメントをしているからそれに対して半分冗談でいってるのと、あとはどうもカリーナが試合後にやるカポエラのパフォーマンスが気に喰わないそうなんです。
だからカリーナとの試合の話はいつもこんな感じになるんです。

ーもうわたしとやったら一分ともたないわよ!
ーいや、ばか、お前それじゃ面白くないだろ。
ー彼女との試合は凄惨になるわよぉ〜。髪引っ張ったりとか噛み付いたりとか、本当のMMAよ!
ーいいね、噛み付きあり。
ーいいでしょ?
ーあ、じゃぁ、タイソン対ホリフィールドやろうよ。
ーなにそれ?
ー最後にチョークスリーパーでも三角締めでもいいからお前が決めに入る。そこでカリーナはタップするぐらいならと必殺の噛み付き!そしたらお前は噛み付かれた!と物凄い勢いでレフェリーに抗議するんだ。
ーオーマイゴッド!
ーけどそれなら三角締めがいいよ。そしたらお前の股の内側からたら〜と血が流れていて、いいね、いいね。
ーオーマイゴッド、あんた頭おかしいじゃない?
ーそしたら大問題になるから、絶対に再戦だよ。
ーオーマイゴッド!
ーお前もそれの方がいいだろ?ギャラ二回分稼げるから。
ーちょっと待って、それはいいアイディアよね。
ーそうそう、それに再戦の時は噛み付きなんてもんじゃない。
ーなに、なに?
ー火炎攻撃だ!
ーぎゃぁ〜!ってわたしが目とか焼かれちゃう訳ね!
ーいいね、いいね、世間は大騒ぎだよ。
ー足バタバタさせて悲鳴をあげるからね、わたし。
ーそうそう。そうしたらもう救命隊員とかセキュリティーがわんさかきて、めちゃめちゃ話題になるよ、絶対に。
ーもうそうしたらカリーナはMMAのタニヤ・ハーディングよね。
ーいいね、これで女子総合に火がついてUFCを一気に越えちゃうかもよ!
ーそんな事ある訳ないわよ、もう。

みなさんが汗水たらして働いている日中から、こんなどうしようもない事をケラケラと笑いなが延々と話しているんです。
そんなタラの今年の初陣は、どうも3月のべガスで開催されるボードッグがスポンサーするTuff Nuffという大会で、モーリー・ヘルゼル相手にそこでボードッグのタイトル防衛戦を行うみたいです。でも確定じゃないんで、どうなるかわからないですが........。
そろそろもっと多くの視聴者がみるエリートXCみたいな大会で試合した方がいいと思うんだけど、ギャラとか契約とか色々あるから難しいんだよね!

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# by shu_hirata | 2008-01-06 22:45

December 8th, 2007 - 一日中

今日はTUFシーズン6のファイナーレがあるせいか、Spike TVでは朝9時からTUFシーズン6第一話から最後まで、延々と流しております。(疲)
朝から夜の9時まで12時間ブッ続け。
そして9時からはフィナーレ、そしてそのフィナーレのメインを飾るのが「このふたりがやりゃぁ今年のベストバウト間違いないでしょ!」と、特ににわかUFCファンはバーで唾を吐きながら(まわりの人は無言でおつまみのお皿を遠くに動かしております)力説しちゃう、うん、今の大半のUFCファンにとってはもうドリームマッチ、ロジャー・フエルタ対クレイ・グイーダなんです!
はぁ〜!?誰それ?と聞いちゃいますよね、ほとんどの日本の方は。
PRIDEがなくなって以来まだ怒り心頭の40代のファンなんて、間違いなくここで松田優作でしょ。
ハ〜っと大きく深呼吸、そして振り返って「あん!?」と目をひん剥くか(ブラック・レイン)、「なんじゃぁこりゃ!」と叫ぶか。
とにかく、なに、なに、なに、なに?グィーダ!?
誰だよ、それ!と、それはそれは語尾に怒りが籠ってしまう事でしょう。
まぁ、コアなファンはお分かりだと思うんですが、まずこのグィーダくんは去年の夏に来日して修斗で遠藤雄介選手に一本負けしているんですよね。
でもUFCでは、まぁ、負けたとはいえ前々回の対タイソン・グリフィンが良かったのと、前回マーカス・アウレリオに勝っているので、今のUFCファンの間では「強くてしかもめちゃくちゃ面白い試合をする選手」という事になっているんです。
対するフエルタはアメリカのスポーツ誌のメインストリーム中のメイン「Sports Illustrated」にUFCが大きく取り上げたときに表紙を飾った選手なんですよね。
19勝1敗1引き分けですし、ルックスもスパニッシュ系のハンサム、そしてめちゃくちゃ強い!
だから10年後のUFCを引っ張っているスター選手は?なんて質問がくると今のUFCファンの大半はフエルタ!と答えるそうです。
そんな二人が激突する訳ですから、まぁ、そりゃファンはもう興奮、興奮、大興奮!
今晩はどこのバーで試合観ようか?なんて朝から電話で真剣に話し合っちゃうんですよね。あそこのバーは8時までハッピーアワーだぜ、とかね。(笑)
(ちなみにわたしは10年後この階級でチャンピオンになりそうな可能性が現時点で一番高いのは間違いなくIFLのクリス・ホロデッキだと思います。凄いですよ、このホロデッキは。19歳、11勝0敗です)

次から次へとバンバン大会を開催しているUFCですが、そんなにアメリカでの総合熱は凄いの!?と聞かれると、どうしても、う〜んと首を傾げて「UFC以外はどこもまだ儲かってないでしょ?」と返すしかないと思うんですよね。
けど総合格闘技というスポーツが本当の意味でプロ・スポーツとして認知されてきたからこそ、選手や大会にもスポンサーがどんどんつくようになった訳だし、Pro EliteやM-1 Globalとかみているとお分かりだと思いますが、他の業界の人たちも、あ、このスポーツに今のうちから唾つけてときゃ20年後はばっちり儲かるんじゃない、と思われるだけのプロ・スポーツになった事は間違いないんですよね。
そういう点では市場が大きいアメリカ、ケーブルチャンネルの数が500を越えるアメリカ、そんな所で火がついている訳ですから、まぁまだUFC以外は誰もそんなに儲かっていないけど、業界全体は潤っているよん、と言えると思うんです。
だからこそオフ・ブロードウェー「STOMP」で富を築いたマックスウエルみたいのが総合に参入してくるんだと思うけど.....。

カリフォルニアで開催されているアメリカ唯一のケージの女子総合の大会FFF(Fatal Femmes Fighting)も同じケースなんですよね。
ここでは名前は出せないんですが、女子の総合格闘技はTVコンテンツとして商売になる!と踏んだハリウッドのプロデューサーたちが、シャークタンクとエディー・ミルズと手を組んでスタートした団体なんです。
とにかくTV、DVD、インターネットのコンテンツとして、というコンセプトがあるから、試合会場のプロダクションは非常に豪華なんです。
撮影クルーをみる限りでは、あら、凄い大会なんですねぇ〜、と誰もが言っちゃうレベルなんだけど、第一回から三回まで、観客動員という点では、まだまだ厳しい結果となっているんです。
多分平均500人ぐらいだと思うんです。
まぁ,ゲート収入なんて初めのうちはアテにしていないというのは分るんだけど、FFFまたは女子総合がヒートアップしていく感、みたいなものもまだまだという感じなんですよ、残念なことに。
さて、三回目のFFFはメインでタイトル防衛戦をする予定だったロクサン・モダフェリが怪我でアウトになってしまったのとリサ・ワードの相手がみつからないという事もあり、色々とカードが二転三転したのですが、結果だけいうと、相変わらずクオリティの高い試合が多かったです。
特にメインの赤野仁美対ヴァネッサ・ポルトは非常によかったですよ。
何かブラジル選手っぽいというか、荒いが正確無比なポルトに、がっちりと構えた横綱相撲チックな試合をする赤野。ふたりのコントラストも最高だし、何よりも二人とも技術がしっかりしている選手だから、全然男子と比べて遜色ない試合をするんですよ。というか毎回言わせて頂きますが、下手な男子の試合よりも全然面白いんですよね。
でもなかなかファンのアテンションをゲットできない女子総合。
まぁ、インポッシブルだとは思うけど(ちょっとルー大柴みたになってきたらか気をつけないと)、誰か世間があっと驚くような人が総合に入ってくれないっすかね!
日本なら、まぁ、不可能なんだと思うけど柔ちゃんとか、アメリカならこれもあり得ないんだけどレイラ・アリとか、また来年オリンピックがあるんだから柔道でもレスリングでもテコンドーでもいいから格闘技で金取った人が突然わたしは総合やります!なんて一般マスコミを煽ってくれればいいんだけどね。
または、もう誰でもいいからマット・デイモンあたりと恋に落ちて、モナコのビーチあたりでいちゃいちゃしている所をパパラッチに撮られるとか。
どっかで突破口が必要だと思うんですよね、女子総合は。
え?毎日のようにスーパーモデル級の美女と仕事をしているマット・デイモンは、総合の選手になんか見向きもしないって?いやいや、わかりませんよ、総合にだって魅力的な女性はたくさんいるんです、だから一度でもいいから観にきて!と誰かデーモン小暮じゃなくてデイモンくんに会ったらお伝えください!

それではFFFの計量から数カット。
「おりゃぁやるか、てめえ!」みたいなオーラぷんぷんの赤野さん。
もうプロモーターのエディは仕切りに「いいね、いいね」と絶賛してました。
わたしもあなたのこういったスタイル、大好きです。
そして薮下さん。
もう最初で最後の天才型選手とは彼女のことかもしれないです。
TVクルーからのアンケートで、一週間何時間練習しますか、という質問に堂々とゼロ!と答えちゃうあなた、いいですね。10日間ぐらいのスパンでプロレス、キック、総合と三試合こなしちゃう薮下さん、あなただからそんな事いっても許されるんです!
けど一昔前のプロレスファンの感覚だったら、彼女こそプロレス幻想を満たしている選手はいないと思いますよ。
そして最後は関友紀子さんと闘ったブランディー・ナーニー。
明らかに「ドリーム」いっぱいの豊な胸。どうしてもみなさん、いや殿方のみなさんの視線があそこにいってしまったのは、仕方がないですよねぇ〜。
でも関さんとブランディの試合めちゃくちゃよかったんですよ。
間違いなく赤野対ポルトと並んで今大会のベストバウトでした!
ちなみに第四回大会は来年の2月2日だそうです!

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# by shu_hirata | 2007-12-09 02:25

November 12th, 2007 - 太い

毎回そうなんだけど、ウィスコンシン州みたいなアメリカの田舎にくると、実感します。うん、この国は間違いなく肥満体国です。
でかいんだ、みんな。お尻もお腹も股も。二の腕なんて丸太状態ですよ。
あれぐらいの二の腕で太いとか言われている深田恭子さん、ウィスコンシンにきなさい。
もうあなたは立派な拒食症です。
シカゴから車で50分ぐらいの所にあるケノーシャという街の話なんだけど、もうメインのハイウェーの両脇に、次から次へとブッフェのレストランが並んでいるんですよ。
ステーキ、フライドチキンにポテトみたいな典型的なアメリカン・レストランや中華にメキシカンです。ランチタイムなんてひとり800円ぐらいで喰い放題なんだから、まぁ、そりゃ太りますよ、誰だって。
週末なんてランチタイムになると大型バスに乗ってツアーがきちゃうんだから。(^^;
そのバスから降りてくる人たちをみてたんだけど、もう、どすんどすん、ていう感じなんです。みなさんサイのように太られて、まぁ、雄大な光景というか、あの人たち全員の内蔵脂肪並べて計ったらこのバスより重いんじゃないの?なんて錯覚を起こしてしまいました。

さて、アメリカの田舎、特に寒いエリアは室内スポーツがどうしても盛んになるんです。長い長い冬をどうやって過ごし、太らないようにするか、という訳じゃないんだけど、スポーツの好きな人、体動かしたい人、どこにでもいますし、やはり教育上身体を動かさない訳にはいかないんです。
ですから新学期が始まる9月から3月ぐらいまでのウィンターシーズンは室内スポーツ、そして3月ぐらいから夏までは屋外スポーツが主なサマースポーツという事になるんです。これ、高校や大学のスポーツのシーズン分けの話です。(でもなぜかフットボールはウィンタースポーツなんです)
だからアメリカでは競泳なんてウィンタースポーツになっちゃうんですよね、寒い所では室内スポーツのカテゴリーに入るという事なんです。
さて、このウィンタースポーツ、バスケ、バレー、競泳などと並んで人気があるのが、実をいうととレスリングなんです。
田舎だから何もやる事ない。冬は長くて寒いから体動かすんなら室内。
こういった所にある州って、必ずレスリングが強いじゃないですか?五大湖のまわりなんて、もうオリンピックいきました、みたいな選手がゴロゴロしいるんです。
しかもレスリングだけでなく、こういったエリアでは全体的に空手とか柔道とかも盛んなんです。
自由にやりたい事、自分にあったことを選ぶ、というのが一般的教育方針のアメリカでは、別に学校の部活を優先しなくてはいけないとかクラブ活動に入らなくてはいけない、みたいな規則は存在しないんで、格闘技やりたいけどレスリングよりも柔道がいい、という生徒もたくさんいる、という事なんです。そういった子たちは学校の部活には見向きもせずに町の道場をのぞいてみよう。学校のセンセイたちも、そっちの方が学校の部活よりも面白しろそうだったらそうしなさい、という事になるんです。

そんなエリアのひとつでもあるウィスコンシン州ケノーシャみたいな田舎でやっている総合の大会にいくと、時々凄い掘り出し物に巡り会えるんですよね。
今回のFreestyle Combat Challenge 31では70キロ以下の新人トーナメントが行われたんですが、その中にも面白い選手、たくさんいました。
まずはマーカス・レヴェッセァーくん。
アマレス戦績155勝0敗、引き分けも一切なし。しかも全米選手権(NCAA)ディビジョン3なんですが4連覇。4シーズン続けて無敗、引き分けなしはアメリカの歴史上でも二人目という快挙を成し遂げた選手なんです。
そんな彼が総合プロデビューをしたんですが、凄かったです。動きはちっこいケビン・ランドルマンでスピードはもう60キロ以下の選手でも絶対に追いつかないみたいな、要は身体能力がやっぱりずば抜けているんですよね。タックルを切って後ろに回ってサイドから顔面に膝蹴り。この一発だけでノックアウト。相手の額はパックリと割れ血がマットにぼとぼと。
もうちょっと長く観たかったけど、このレヴェッセァーという選手は間違いなく逸材ですね。でも色々と話をすると、結構慎重というか臆病というか、プロとしてやっていくためにはメンタルの部分での脱皮が必要になると思うんだけど、それでもあの動きは凄いです。二回戦が楽しみです。
もうひとり、というか、今回行われた一回戦5試合のうち間違いなくベストバウトだったのがジェームス・クック対ジョン・チャセィーだったんですが、これがふたりともメチャメチャ良かったんですよ。
クックはキックの選手で、もう50試合以上しているベテラン。しかもルンピー二でも何度か試合をしている本格派。日本でも試合をした、というから何という団体?と聞いても覚えていないんですよね、こいつ。戦績は?と聞くと、「え、覚えていないよ、でも40勝以上はしている」というんであとで調べてみようとは思うんだけど、プロの選手、という感じです。
アメリカではムエタイやキックの試合をやっても稼げないから総合だ、という訳で今回総合デビューする事になったんですが、彼はいまカリフォルニア在住なんです。なのになんで遥々ウィスコンシンまで来たのかというと、カリフォルニア州のアスレチック・コミッションがプロ・キックを50戦以上もこなしているのに、彼の総合デビューをどうやっても認めないんです。だから仕方がない、どこか外で試合を組んでくれる所はないかという事でたどり着いたのがこのトーナメントだったという訳です。
けどこのクックという選手、やはり場数を踏んでいるだけあって、すべての技術がしっかりとしているんです。
試合でもがんがんローキックで攻めてクリンチからの肘、首相撲からの膝、もう完璧に近いんですよ。しかも一発一発が重いんです。タックルも切れるし、その後ガードに捕まらずに立つのも早いし。
でもそんな彼よりももっとサプライズは今回の対戦相手のジョンくんです。
プロ総合戦績は4勝0敗なんで、いい選手だというのは初めから分かっていたのですが、根性あるわ。
もともとボクシング技術はいいものを持っているのでクックと打ち合っても大丈夫だろうとは思っていたんですけど、もう互角以上に打ち合えたといか、しっかりとパンチを見切っていましたし、インサイドでバシバシくる顔面への肘もほとんどかわしていましたし。でももっと凄いと思ったのはローを受けようが、顔面にいいのが入ろうが、一度も後ろに下がらなかったんです。やっぱりアイルランド系は馬力があるわ、というのを痛感させられたというか、もう重戦車状態で前へ前へという感じでああいった選手は心が折れないからいいです。見る人の魂を揺さぶるタイプですね、彼は。
2ラウンドの終わり、飛びついてクックを引き込むと下から腕十字に持っていったんですが、あれ、あと数秒あれば決まったと思うんです。
でもこの試合はほんと良かったです。
久しぶりに、早くDVDが観たい、と思った試合です。

このトーナメント二回戦は1月なんですが、クック選手はこの試合で指を骨折。間に合わなけらば今回判定で負けしまったジョンくんが二回戦に進むということになると思うんですが、どっちが残ってもマーカス・レヴェッセァーとの試合観たいですね。
あ、それからこの大会、プライドとUFC混合ルールなんで、顔面への肘、グラウンドでの頭部への蹴り、膝、何でもありなんですが、やっぱりその方がいいですね。
スリリングです、試合展開が。
選手たちもあらゆる状態でしっかりと頭部を防御しないといけないので、全体的に緊張感がまた違うんです。しかもケージじゃなくてリングなので、金網に押し付けて一息してからタックルに入るみたいな展開にならないんで、もっと試合がスイングするんですよね。
やっぱり格闘技はリングがいいですよ。
ケージというのが興行的に受けるというのはよくわかるんです。
会場に入ってあの金網に囲まれた戦いの場という名の「舞台」をみると、何かニューヨークのオフブロードウェーなんかを観に行った時と同じで、どこかフューチャリスティティックでエッジーな空間に足を踏み入れたみたいな感じになるのは分かるんです。
でも試合観るんだったら、やっぱりリングの方がよくないですか?
絶対にそう思うんですよね、わたしは。

マーカスくんです↓
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# by shu_hirata | 2007-11-12 20:49

October 6th, 2007 - 高い!

空を削るようなその姿から「スカイ・スクレイパー」と呼ばれる高層ビルが建ち並ぶミッドタウンに比べると、低層階の建物ばかりだったダウンタウンのビレッジだったんだけど、最近高いビルが建ってるんですよ。まぁ、最近というかもう5、6年ぐらい前からの兆候だったんですが。
他のビルと比べてちょっと背丈が高いぐらいならまだ許せるんだが、他のジャンルでのその高さも最悪に抜群。(?)
趣味、センスの悪さ。周りの景観にマッチしてない度。家賃。投資目的だけで買って節税のために高い金払って人を雇い一週間に一回、掃除と空気転換だけさせているテナントたちの数。
だって昔は屋外広告よりも巨大なパブリックアートの方が目立っていたSOHOの入り口付近、ハウストン・ストリートとブロードウェーなんて、下手したらミニ・タイムズスクエアですよ。まだネオンがチカチカしてないだけいいんですが、もしも今あの四つ角にあるすべての屋外広告が光っていたら、もうこれは立派な第二のタイムズスクエアでしょ!
それにこのハウストンストリートから東にイーストビレッジに建ち並ぶあの新しい巨大なよく言えば無機質、悪くいえば「かなり安い業者にたのんだですね」といいたくなるようなデザインのあの高級マンションの数々。
あれはいったい何!?
イーストビレッジといえば貧乏アーティストの心の拠り所だったんですよ。
バーで女の子に声をかけて「僕はアーティストだ」な〜んていって仲良くなって、お金の話になったら「僕は少なくとも一週間に300ドルは稼げるようにしているよ」なんて何の疑問も感じずに真剣にかつ正直にいっちゃって、それに女の子が引きつって、思いーっきり引いているのにも気がつかない、よく言えば純粋、悪く言えばいつまで経っても大人になれないおばかさん、そんな奴がたくさんいたのに、もうそういった人たちはほとんど見られなくなりました。
悲しいもんです。
そんなSOHOからノリータからイーストビレッジにかけて、相変わらず新しいショップが次々と出てますね。
よく考えたら、今年はもう1月から今までほとんど出張先だったので、久しぶりにマンハッタンを歩いたんですよ。
ほんと、半年振りです。
けどブラブラとしてた訳ではないんです。
取材があって、それからスタッフからDVD受け取って、ドライバーとあって、画廊に作品をとりにいって、それを倉庫に運び、そして自宅に戻るという事をしていたその間でチラッとみただけでも、街の激しい変わり具合がわかる、まぁ、それだけ忙しく生きている街という事なんだろうけど。
でも一体どこからどこまでが歴史保存区域になっているんだろう?
このビルが大丈夫か?あのシアターは?
な〜んて若干気になります。
そんな歴史破壊の危険度もかなり高いんじゃないかな。
そう思いません?
今度調べてみまようっと。
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# by shu_hirata | 2007-10-06 21:01

September 30th, 2007 - アルティメット・ファイティング

うん、ちょっと前の話です。
シカゴにいる親友のマイク・デイヴィスとキース・ウィシニィスキーがやっている「Brawl at Bourbon Street」という大会にいってきたんです。
そうです、大阪のコブラ会からデイヴ・ストラッサーの所に練習にきていた花澤大介13選手と鍵山雄介選手が、日本に帰る前の日に出場したあの大会です。
会場はシカゴのサウス・サイドにある「115 Bourbon Street」というレストラン&バー&ライブハウス。水曜日の夜はマイクくんのコネで、ここのライブハウスの部分だけ会場費、それからセキュリテーガードの人件費免除で使えるぞ!という事でウィシニィスキー兄弟と組んで去年の夏ぐらいにスタートした、二ヶ月に一回のペースで水曜日の夜だけ開催される総合の大会です。ルールはUFCと同じ、というか唯一違うのは、まぁ、これは非常に大きなポイントなのですが、顔面へのエルボーがイリノイ州のアスレチック・コミッションはまだ総合の試合では認めていないので、当然この大会でも禁止なんです。
ケージのサイズは一番小さいサイズ。
そうです、Ultimate Fight Nightより小さいあのKOTCのケージと同じサイズです。
しかしここ半年ほど色々とローカルの大会をみてきたんですが、アメリカでは総合イコール金網という事でファン、視聴者のイメージが定着しているので、これからはリングを使用している大会は一つでも、例えばルールでもジャッジのスコアリング・システムでも何かひと捻りしないと存続は厳しいかも.......と思ってしまうほど、何だかアメリカの会場にはどうしてもケージがマッチするんですよね。
さてこの会場、座席数は600ぐらいで立ち見セクションにあと300から400人ぐらい入るかな?といったキャパなんですけど、第二回大会から毎大会ソールドアウト。ほんと、大袈裟でなく、立ち見セクションは立錐の余地もないという表現を使っていいほど、ぎっしり、満タンなんです。

出場選手は主にローカル・エリア、つまりイリノイ州、ウィスコンシン州、インディアナ州などから集まっており、ほとんどの選手たちがギャランティ200ドルに勝利賞200ドルぐらいで試合をしている、ほんとにローカルの大会なんです。(まぁ、これにプラス選手はチケットを売れば一枚10ドルぐらいのキックバックがあるので、頑張って50枚ぐらいチケット売って、試合して勝てばトータルで900ドルぐらい、日本円に換算すると10万円ぐらい稼げるということなんです)
ですから試合のレベルはまぁ、前半5試合はパンクラスのゲートぐらいな感じで後半の5、6試合は、それなりにレベルの高い選手がでています。今大会のメインで花澤くんと初代ウエルター級タイトルを賭けて戦ったライアン・ストウニッチなんてこれで9勝0敗1引き分けで(シャ−ドッグのデータベース、試合一つ抜けているんです)、WECのスコット・アダムスがすでに着目している選手ですし、セミのひとつ前で試合をしたジェイ・エストラーダもIFLやTKOで試合をしてきて19勝9敗の戦績を誇る安定したベテラン選手ですから、レベルはそれなりに高い大会なんです。
ただ何よりも感心したのが、平日の夜にコンスタントに1000人集められる大会だけあってファンの認知度が高い、そしてリピート客が多いせいか、観客のリアクションというかノリがもう最高なんです。
みんな、このイベントを楽しみにきてるぞ〜!みたいな感じで会場の雰囲気はもうロックコンサートと大学のバスケの試合を足して二で割ったみたいな感じで(何度も言っちゃいますが)ノリノリでいいんですよ。
新宿のルミネtheよしもとで「7じ9じ」とかを見るのと同じぐらいの値段で「Ultimate Fighting」が見れるぞ!という事で、人が集まるんですね、平日の夜でも。というかこれだけUltimate Fighitngはブームなんです、アメリカでは。(そうです、アメリカではもう一般の方々からみたら総合はMMAではなくてUltimateFighitngなんです)
ローカルのプロモーターたちにとっては今が稼ぎ時というか、やっと総合というスポーツが世間一般で認められ、ボクシングみたいに、ローカル・レベルでも「オラが町にプロボクシングがきた!」みたいな感覚でそれなりに商売になる時代になったんです。

けど本当は宣伝や広告で「Ultimate Fighting」という言葉は使っちゃいけないんですよね。(汗)ズッファがもうそこらへんの単語はぜ〜んぶ商標登録しちゃっているんで、公のプロモーションではもちろん「Ultimate Fighting」は御法度なんですが、選手たちがチケットを一生懸命手売りしているときはどうしても「ほら、Ultimate Fightingの大会があるからさ」といって売るんですよね。そうしないと新しいファン、一般の人には伝わらないですから。これはもう仕方がない!
中には「なになに、UFCというのはそういったローカルの地区大会みたいのもやってるの?」なんて聞いてくる人もいるんだけど「まぁ、そんなもんだよ」と答えちゃうんだよね、チケット売るためには。(苦笑)選手も大変なんだ。
ダナさん、これぐらいは見逃してあげて下さいな!
それがいまのアメリカの総合の状況なんですよね。
それだけUltimate Fighitingという言葉が浸透しているんです。そう考えるとUFCのブランディングを最重視した、いや「UFC」のブランディングだけに焦点を置いたズッファのマーケティング戦略はほんと凄いもんです。
だってこの前の大会のPPV放送を買った人たちの大半は、キース・ジャーディーンなんて選手のことま〜ったく知らなかったと思うもん。
あ、いまホットなスポーツUFCだから買おう!と購入した人がほとんどだと思います。ショーグンが出るとかチャックの復帰戦だなんてことよりもUFCだから買う!なんですよね、今のファンは。
それだけブランディングが成功したという事なんですよね。
凄いですよ、そう考えると。

ただアメリカの大都市のひとつでもあるシカゴがあるイリノイ州は顔面へのエルボー禁止!
という事はUFCがシカゴで大会を開催することは無いのか!?
でもそういう訳でもないんですよ。
今シカゴでの開催も視野に入れているUFCはコミッションに顔面のエルボーを認めるように申請しているのですが、多分来年の初めには認められるでしょ、というのがみなさんの見方なんですよね。
そうなると、どんな事態になるかわかりますか?
アメリカのコミッションというのはどの州も面白いもんで、新しいルールとかテストとかを認める度に全部のファーが高くなるんですよ。(!)

例えば、いまイリノイ州で総合の大会を開催するとなると、プロの試合は一試合ごとにコミッションに250ドルのフィーを払わなくてはいけないんです。となると10試合やるんだったら2500ドル。これにプラス、レフェリーふたりとジャッジ3人のフィーもプロモーターが払わなくてはいけないんです。更にはコミッションの承認した保険をかけなくてはいけないのですが、これが今は一大会につき1000ドル。となるとそれだけで10試合の大会なら日本円でいうと50万円近くコミッション、レフェリー、ジャッジ、保険にかかる経費が発生しちゃうんです。
これがですね、もしもUFCが乗り込んできた、よしもっとフィーを払うから、ということで顔面エルボーもオッケー!となると.....
今は試合当日の健康診断だけで選手たちは試合ができるのに、コミッション側も「フィーを高くするならそれなりにもっとちゃんとしないと」という事でステロイド・テストはもちろん、MRI検査、眼検査、心電図、神経検査とかもやりましょう、という事になってしまうんです。
まぁ、選手の安全、そしてスポーツの公平性のためにはそれの方が絶対にいいのですが..................という事はですね、まぁ、これはあくまでも推測ですが、まず一大会毎にプロモーターがコミッションに払わなくていけないフィーが多分2万ドルぐらいに跳ね上がり、保険も8000ドルぐらいのプランに入らなくてはいけなくなる。そして選手ひとりにかかるメディカルテストが700ドル、更にはステロイド・テストの費用となると、そうなんです、こういったキャパ1000人ぐらいの大会を開催しているプロモーターたちにとっては大大大大打撃になるんです!

しかしそうなるんです、いつかは。
そういった意味でもいまのUFCの影響力は侮れないどころか、ちょっとそろそろ独占禁止法にひっからないか?という発言まで飛び出しそうな、それこそ、ローカル・レベルのプロモーターはみんなたまげて腰を抜かしちゃうぐらいの勢いなんです。
でもUFCのシカゴ進出は間違いなく現実のものとなると思います。だって大きな市場だし、カリフォルニア、テキサス、オハイオ、ニュージャージーとかにはすでに進出済みなんだし、そうなるとまだ総合が州の法律で禁止されているニューヨークより先に、当然この大都市にくる筈なんですよね、オクタゴンが!
その時コミッションのルールやフィー設定がどこまで変わるか、これ、結構見物なんですよね。(笑)

ちなみに試合の方はー
鍵山くんは相変わらずどんどん自分から攻めていくいつものイケイケ振りで、またまたいい試合をしてくれました。
開始と同時にいきなり放った左ハイも荒削りながらもインパクトがあったし、綺麗な払い腰を二発決めましたし、またバックを取られてチョークに入られんじゃない!?という毎回恒例のピンチの場面も作ってくれて(?)、ほんと、見ていて飽きない試合をする選手です。
今回の遠征は、金網での試合も経験し、3勝0敗といういい結果を残しての帰国となりました。
彼はプロモーターたちからの評価も高いので多分来年の初めぐらいにはまたアメリカから声が掛かると思います。
ストラッサーの道場で練習を始めた当初はどの選手からもタップをとられ、それこそ赤子の手をひねるかのようにごちゃごちゃにされていたらしいのですが、それも二ヶ月近くいただけあり、今は道場でもそう簡単にタップを取られる選手じゃなくなっただけでも凄い進歩だと思います。
でもこれまでの対戦相手はみんなプロ5戦以下の選手ばかりだったので、まだまだ険しい道のりを歩んでいかないと、世界レベルの選手にはならないから、天狗にならずにふんどし締めて練習に励んで下さいよ!
才能とガッツとスタミナはあるんで、次きた時はプロ5戦から10戦ぐらいしている選手と試合をして厳しい闘いの中から何とか勝利をもぎとる!みたいな経験をして欲しいです。

さて、メインにでた花澤くんは、序盤はパンチを出すと本人も言ってたのに、相変わらず試合開始と同時に相手の懐に入って組みつくといういつもの試合展開に終始。これにはストラッサー鬼軍曹もチームメイトたちもちょっとがっくりしたと思います。
確かに相手のライアンは強豪です。
レスリング時代は高校の州選手権でチャンピオンになっただけあり、タックルを切るのも上手いし打撃も強烈なんです。でも倒すのが大変な相手に、ただ組み付いて今までの通りの展開を繰り返していたら、どうしても無理なのは本人もわかっていると思うんですよ。
こういった試合をしているうちは例えば体重を70キロ以下まで落としたとしても勝てないと思います。
総合というのはグラップリングではないんです。
総合なんですよね。パンチもキックも投げも関節もできるスポーツなのに、グラップリングの戦法だけで世界レベルにいくには、それこそグラップリング技術が百発百中ぐらいの精密さがないと無理なんですよね。
本人がそれを一番痛感していると思うのであんまりここでは書きたくないですが、この重要なポイントをクリアしないかぎり世界はないぞ、花澤くん!
頑張る!とか練習する!という気持ちも大切だけと、ベテランの域に入った花澤くんにいま一番必要なのは意識改革だ!
ストラッサーの道場の連中も期待しているので今度くるときは、あれって13?とみんなが驚いて目を見張るぐらいの試合ができる選手にならないと。
思いきってキックの試合に出てもいいかもしれないですね。
練習だけでなく試合でも出せる打撃を身につけるには試合で打撃を出さないと。
それが最後までできなかった今回のアメリカ遠征。
この汚名を何とか挽回しないと!

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# by shu_hirata | 2007-09-30 10:44

September 3rd, 2007 - 無事に

コブラ会からウィスコンシンまで試合兼修行にきている三人組、9月1日の試合、またしても全勝でした!
花澤選手、国本選手、そして鍵山選手と全員1ラウンドでのKOかタップアウト勝ちという見事な結果で終わったのですが、全選手、勝ち試合だったとはいえ色々と課題は残ったと思います。
まず鍵山選手。
今回は相手は手足が長く、ローキックを使って距離をとってきたのでどうしても踏み込めなく、戦いを自分の間合いにもっていくことができない展開が続いたんです。
これから世界を目指してやっていくからにはパワーとかリーチの差、もうこれは体格差ですね、これはもうどうしても克服しなくてはいけない課題だと思います。
でも最後はグラウンドで上から放ったパンチが見事にアゴにクリーンヒットしてのノックアウト勝ち。
前回と同じく今大会も「アメリカ対世界」銘打たれていたのですが、その対抗戦の初戦がちょっとショッキングなノックアウトだったのでプロモーターとしてはハッピーだったんじゃないでしょうか。
でも個人的にはもうちょっと長く彼の試合をみたかったです。

今回は中鋒で出場した花澤選手、相手は戦績6勝1敗のデニス・アンダーソン。
70キロ以下でも試合をしたことのある選手なんですが、普段はひとつ上のこの階級(77キロ以下)で試合をしているんで、決して侮れる相手ではないんです。
花澤選手、いつものように組み付くとコーナーにおしこみ足をひっかけてグラウンドにもち込んだんですが。
ここから相手のクローズガードの中でパンチをコツコツと落とすだけという、これは短気なレフェリーだったらスタンディングに戻すだろうなぁ、という展開が1分30秒ぐらい続いたんです。
そこで相手がブリッジしたのでそれを利用してハーフガードに移行したのでブレイクはかからなかったんですが。観客にとってはちょっとそろそろ退屈になってくるかな、という展開であったことは否めないんです。もっとアグレッシブにポジションをとっていくとか、もっとダメージを与えられるパンチを放つとか、もうちょっと動きがあればいいだけの事だと思うんですが。
一端グラウンドで上をとられた時は、落ち着いて相手の右肩を固定し見事にリバースしてマウントから一気に肩固めの体勢にもっていくという彼の必勝パターンはよかったんです。
けどこの戦い方では相手がレスリング技術がありタックルをしっかりと切ってくるタイプだと難しくなると思うんです。
まさに今回の滞在の最後に戦う選手がそういったタイプなんです。
この後花澤選手と鍵山くんは14日と26日と二度試合を控えているんですが、最後の26日はタイトルマッチでしかも相手はRyan Stonitchという7戦全勝の強豪なんです。
元レスリングの選手で、相手のタックルを切っては重いパンチを当ててくる花澤選手にとっては一番苦手なタイプの選手かもしれません。しかもサウスポー、といったら本人は「それは大丈夫、反対にサウスポーは得意」といっておりましたが。
二人の試合の写真、掲載します。
今大会で生涯初めてのメインでトリを務めた国本選手の試合、大会そのもについてはまた明日書きます!




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# by shu_hirata | 2007-09-04 15:55

August 31st, 2007 - シカゴからウィスコンシン

今日からシカゴです。
というか、正確にいうと、シカゴに着いて、プレゼンがあって、その後ウィスコンシンまでいきます。
今週末、もう明日なんですが、待望の(?)コブラ会アメリカ長期遠征三人組の第二試合です。大会は前回と同じくデイブ・ストラッサー主催の「FCC (Freestyle Combat Challenge) 30 - USA vs. The World - Part II」であります。
ストラッサーの本拠地はシカゴから車で約45分、人口6万人ぐらいのケノーシャという街なのです。が、シカゴの他にもミルウォーキーのようなミディアム・サイズの都会が近くにあるので、車社会のアメリカですから、観客ターゲット市場として考えられるエリアの人口はかなりのもんなんです。
だからこそ、30回もこの片田舎で大会を持続させてきてこられたんだと思います。
だって30回といったらDEEPと同じぐらいの大会数ですからね。
まぁ、もちろんDEEPの方が、世界のマスコミ、ファンの注目度からいっても断然上なのですが。

さて、コブラ会三人組、もしも今週末ケガしなければ9月16と26とまた二試合オファーがあるんで、うまくいけばそれもこなせそうです。(しかも花澤選手の26日の試合はタイトルマッチです)
二ヶ月弱滞在して4試合して練習して帰る。東京から離れた所に住んでいる選手たち、特に若手の選手たちは試合のチャンスがなかなかないみたいですが、それなら彼らみたいに思い切って一ヶ月でも二ヶ月でもアメリカにきて、2、3試合こなした方がいいじゃないかな、とおもっちゃいます。
まぁ、このコブラ会三人組も今回の長期遠征で何を掴んでくれたらいいのですが。
とにかく明日の試合に期待したいと思います。
前回は、まだアメリカのローカル大会の雰囲気に馴れていないのと、まぁ、アメリカにたどり着くまで色々と空港でのトラブルがあり(本人たちに聞いてください!)疲れていたこともあるので、選手として面白いところ、いい所を魅せられる試合をしたのは鍵山くんだけだったので、この一ヶ月ストラッサーの所で朝から晩まで練習漬けでどれだけ変わったか。
単純に楽しみです。
確かに相手のデータも何もなく、更には勝手の違うところで試合をするのだからナーバスになるのは当然なんですが、明日はプロらしく弾けて欲しいです!
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# by shu_hirata | 2007-09-01 08:35

August 26th, 2007 - いろいろ

今回のボードッグファイトは、当初予定されていた試合数44からぐ〜んとスケールダウンして全部で24試合。
撮影期間もほとんどの選手たちは一週間ちょい。
コスタリカ二回とロシアで一回やったときは試合も含めて二週間びっちりでしたが、色々と手際よく(?)削れるところは削ってここまで落ち着いたみたいです。

ただ選手たちが到着して次の日、18日夜に行われたウエルカム・ミーティングでファイターズ・リレイションのマネージャー、エリック・ニコル氏が「ボードッグファイトがスタートして一年になりました。これからも続いていきます。ネットで色々な憶測が流れています。ミギュエルがクビになるんじゃないかなど書かれていますが、彼はここにいます。そうです、我々はどこにもいきません!」というスピーチをして、スタッフ全員はイエィーイと大歓声をおくっておりましたが.........。
これって映画の撮影のクランクインのノリなんですよね。
それはいいんですが、これを聞きながら、実際に選手のブッキングをしているトレーナー兼マネージャー連中はみんな複雑な表情をしておりました。

それはそうでしょう。
本来なら7月の終わりに行われるはずだった今回のボードッグファイト。
一ヶ月延期して8月の終わりになりました。と、選手みんなに6月の終わり頃に告知しておいて、今度は7月の終わり頃になって突然「はい、試合数減ります」。
契約を約束されていた選手には「あ、あなたの試合はもうないです。ごめんなさい」、または、「あ、これだけのファイトマネーを約束したけど、これしか払えません。文句あるんなら他の大会にでてもいいです。他に代替えの選手探しますんで」と言い出して計40選手は試合がなくなり(20試合)、今回残った多くの選手たちが約束されていたファイトマネーよりかなり低い額で、または複数試合数を一試合契約に削られてといった状態で参戦していたのですから、トレーナーやマネージャー連中の渋〜い表情も当然といえば当然なのですが。

しかしずーっと試合に向けて練習していて、その試合が一ヶ月延期になって、さぁ、そろそろだ!という時になって、はい、ファイトマネー下げます、いやですか?じゃぁ試合なくなります、といわれたら、もうそれは試合をして収入を得なくてはいけない選手たちにとっては、ファイトマネーが下がろうが、複数試合が一試合契約になろうが、これはもう受ける以外選択肢がないですからね。
これをやられたら選手たちは堪らないと思います。

選手のファイトマネー数千ドル削るよりも他に削減できる所は山ほどあるのに、何でこういった羽目になったのか。
その理由はもうちょっと時間が経ってからどこかで書きたいと思います。
でもその騒動の中で今回のボードッグ参戦がなくなった44勝1敗のバンタム級の猛者ミゲル・トレス。早くWECと契約していきなりタイトルマッチにでも出てください。
あとは復帰が予定されていたエリック・パーソン。
他にも同じ境遇の選手たちはたくさんいるのですが。
オンラインカジノでお金がたくさんあるボードッグみたいな会社でもこうなんです。
現実は厳しいということなんです。
先週コネチカットでの旗揚げ戦が当日キャンセルになったGlobal Fighting Championship。バタービーンとかが出る予定だった大会です。更にはヒカルド・アルメイダの復帰戦が行われる予定のCage Furyも延期になるみたいだし、ブームだバブルだとはいえ、やっぱり北米ではUFCブームなんですよね。
もしもUFCに新間寿がいたら「これはMMAブームではない。UFCブームだ!」とダナと肩でも組みながら声高々にマスコミに宣言しているに違いないんです。
UFCだけが注目されているから一般の人は総合というスポーツをMMAではなく「Ultimate Fighting」と呼ぶんです。
だからUFC以外はどこも青息吐息。
でもボードッグは金はあるでしょ?
確かに金はあるんだと思うけど、だからといって赤字をどんどん献上していくと、そりゃぁ、誰かさんが責任とらなくてはいけないですからね。
それを考えると、なかなか複雑な今回のボードッグファイトでした。

あ、最後に、どこのマスコミでもまだ取り上げられてないのでここで記させて頂きます。
今回のMVPは初日がホドリゴ・ダム、そして二日目がカリーナ・ダムでした。姉と弟、それぞれ5000ドルずつ賞金貰って大喜びだったそうです。
おめでとうさん!
でもホドリゴはほんと強いです。
練習場で色んな選手に自分から声をかえてスパーリングしているんですが、もう数十分もすれば人だかりです。
どの選手もほとんどまったく歯が立たない。
それをじーっと見る選手たちでまわりはいっぱいになるんです。
ビリヤードの世界選手権トーナメントが行われているカジノホテルとかに設けられた練習ルームで、トッププロたちが凄い額かけてプレイしているじゃないですか。
もうそれに似た雰囲気ですね。
昔の新日本プロレスファンだったら、あ、全盛期の猪木が若手選手に稽古を付けているときってこんな感じだったんだだろうな、なんて錯覚しちゃうぐらいの断然の強さです。
そのホドリゴ、最後は一分近くパンチと膝蹴りを物凄いスピードで連発してのTKO勝ち。
毎回会う度にどんどん強くなっているし、ほんと、ひいき目ゼロでボードッグではいま一番の注目株だと思います。
あと4、5試合したら凄い選手になっているかも、ショーン・シャークもかなわないだろ、とへんな期待をしちゃいますね(笑)、彼をみていると。
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# by shu_hirata | 2007-08-27 18:34

August 25th, 2007 - 二日目です!

二日目も結果なるべく早く掲載します。
試合開始は現地時間の午後2時ですので、あと二時間ほどでスタートです。

8月25日/試合開始午後2時

125ポンド契約5分3ラウンド
×ジェシカ・アギュラー(アメリカ/アメリカン・トップ・チーム)対◯カリーナ・ダム(ブラジル/アライアンスBJJ)
3ラウンド判定

ライト級5分3ラウンド
×クリス・エイド(カナダ/エボルーションMMA)対◯大石幸史(日本/PANCRASE-ism)
3ラウンド44秒TKO(左フック)

ライトヘビー級5分3ラウンド
◯スティーブ・スタインバス(アメリカ/アリゾナ・コンバット・スポーツ)対×アントニー・レア(フランス/エリート・トレーニング・センター)
2ラウンド3分18秒TKO

フェザー級5分3ラウンド
×阿部裕幸(日本/AACC)対◯サミー・アジーズ(スウェーデン/ヒルティNHB)
1ラウンド2分31秒TKO(グラウンドでのパンチ)

フェザー級5分3ラウンド
×チャッド・ジョージ(アメリカ/)対◯マテウス・ラーデスマキ(フィンランド/チーム・スカンジナビア)
1ラウンド 2分59秒タップアウト(チョーク・スリーパー/レア・ネイケッド・チョーク)

135ポンド契約5分3ラウンド
×たま☆ちゃん(日本/巴組)対◯モーリー・ヘイゼル(アメリカ/APEX柔術)
1ラウンド3分30秒タップアウト(三角締め/トライアングル・チョーク)

ライト級5分3ラウンド
◯ペル・エクルンド(スウェーデン/ヒルティNHB)対×ハファエル・ディアズ(ブラジル/アメリカン・トップ・チーム)
3ラウンド判定

フェザー級5分3ラウンド
×DJ taiki(日本/フリー)対◯イーベン・オローズ(アメリカ)
3ラウンド判定

ヘビー級5分3ラウンド
×コンスタンティン・グルホヴ(ロシア)対◯トッド・ギャウェンバーグ(カナダ/レボルーション・ファイト・チーム)
3ラウンド判定

ウエルター級5分3ラウンド
◯ダン・ホーンバックル(アメリカ/チーム・ソリッド)対×ピオトール・ジャカチェンスキー(スウェーデン/ヒルティNHB)
3ラウンド1分53秒TKO

ミドル級5分3ラウンド
×ケイシー・ウスコーラ(アメリカ/プライマル・トライブ・ファイティング・チャンピオンシップ)対◯ゲガール・ムサシ(アルメニア/ジュロウジン)
1ラウンド4分55秒TKO

ミドル級5分3ラウンド
×中西裕一(日本/フリー)対◯ティム・マッケンジー(アメリカ/アリゾナ・コンバット・スポーツ)
2ラウンド1分12秒 チョークスリーパー
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# by shu_hirata | 2007-08-26 04:07

August 24th, 2007 - 試合当日です PART III / 速報です!!

今日のMVPはロッシーかホドリゴかシュレメンコかといった感じみたいです。
前回のコスタリカ(シーズン4と5)は最高試合賞、最短タップアウト賞、最短KO賞、テクニカル賞からベストスタイル賞まで色々と賞があったのですが、今回はMVPのみ。つまり初日にひとり、そして二日目にひとりとふたりしか賞を貰えないということです。
しかもそのボーナス額たったの5000ドル。前回と比べると色んな面であっちこっちスケールダウンしていることは間違いないです。
それなのに、ボードッグ・バスローブなんての作っちゃって選手とセコンドのために二着ホテルの部屋にプレゼントとして置いてあったりするんですよね。
でも今回はボードッグ・グッズは選手のみに支給でセコンドにはなし。
よくわからんです。
セコンドの人たちにとってはバスローブよりもTシャツとかバッグの方が嬉しいと思うんだけど。
しかし何でバスローブなのか......。
よくわからん所に金をかけております、相変わらず。
MVPの発表は、多分二日目が終わったらすぐだと思うんだけど、いつなんだろう?
前回も受賞者の発表すらしてないボードッグ。(わざわざ賞金まであげて発表しないなんてマーケティング的に考えても勿体ないと思うんですが)
だから今回もいつ決まるのかまったくわからんのです。(苦笑)

最後にー
リサはタップしていないとクレームしていますが、どの角度からみても彼女の腕は延びきっていたので、あのストップは正しい、さもないと腕を折られてた、というのがレフェリー、ジャッジみんなの意見です。(何人かはレフェリーの位置からは死角だったので判断がつくかないはずと指摘しておりましたが)打撃を数発貰った以外は、ほとんど初めから最後までリサをコントロールしていたから、「圧倒」といってもいいぐらいの試合内容だったし、とみんなはいっております。藤井選手、おめでとうございます!

ボードッグファイト・シーズン6
8月24/25日
スクアミッシュ・ナショナル・レクリエーション・センター
カナダ、ノースバンクーバー

8月24日/試合開始午後6時

ヘビー級(265ポンド以下)5分3ラウンド
×スコット・リンカーン(アメリカ/プライマル・トライブ・ファイティング・クラブ)対◯アンドリュー・ペダーソン(カナダ/ワールド・エクストリーム・ファイティング・ファイト・チーム)
1ラウンド52秒KO

女子125ポンド以下契約5分3ラウンド
×ユリア・ベレジコーヴァ(ロシア/レッド・デビル)対◯ロッシー・セクストン(イギリス/ディフェンス・アンリミテッド / ストレート・ブラスト・ジム)
2ラウンド1分39秒タップアウト(アームバー/腕十字)

ライト級(155ポンド以下)5分3ラウンド
◯ダレン・エルキンズ(アメリカ/デューンランド・ヴァーリ・トゥード)対×坪井淳浩(日本/グラップリング・シュートボクサーズ)
1ラウンド1分55秒タップアウト(チョークスリーパー)

女子135ポンド以下契約5分3ラウンド
◯ジュリー・ケッツィー(アメリカ/ジャクソンズMMA)対×ケリー・コーボルド(アメリカ/ミネソタ・マーシャル・アーツ・アカデミー)
3ラウンド判定

ウエルター級(170ポンド以下)5分3ラウンド
◯アレクサンダー・シュレメンコ(ロシア/ロシアン・ファイターズ・スポーツ・クラブ)対×スコット・ヘンジ(アメリカ/フリー)
1ラウンド57秒KO

ウエルター級(170ポンド以下)5分3ラウンド
◯ディエゴ・ゴンザレス(スウェーデン)対×スティーブ・バーガー(アメリカ/バーガーMMA)
3ラウンド判定

ライト級(155ポンド以下)5分3ラウンド
×雷暗暴(日本/雷道場)対◯ホドリゴ・ダム(ブラジル/アライアンスBJJ)
2ラウンド1分03秒TKO(スタンディングでのパンチと膝蹴りの連打)

女子125ポンド以下契約5分3ラウンド
×リサ・ワード(アメリカ/ユナイテッド・ファイトチーム)対◯藤井恵(日本/AACC)
1ラウンド4分50秒レフェリーストップ(アームバー)

ウエルター級(170ポンド以下)5分3ラウンド
×レイ・スタインバス(アメリカ/アリゾナ・コンバット・スポーツ)対◯クリス・ウィルソン(アメリカ/チーム・クエスト)
1ラウンド4分0秒タップアウト(アームバー)

ヘビー級(265ポンド以下)5分3ラウンド
×ドミニク・リチャーズ(カナダ/ワールド・エクストリーム・ファイティング)対◯ダン・エヴェンソン(ノルウェー/ペデネイラスールイス ヴァーリ・トゥード)
1ラウンド46秒TKO

ヘビー級(265ポンド以下)5分3ラウンド
◯ブラッド・モリス(カナダ)対×クリストフ・ミドゥ(フランス/エリート・トレーニング・センター)
2ラウンド終了時タオル投入

ウエルター級(170ポンド以下)5分3ラウンド
×マーク・ウィエアー(イギリス/レインジ)対◯ニック・トンプソン(アメリカ/フリースタイル・アカデミー)
1ラウンド4分01秒TKO(グラウンドでのパンチ)

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# by shu_hirata | 2007-08-25 10:36