シュウの寝言: THE SLEEP TALKER
2008-12-13T10:37:28+09:00
shu_hirata
アートからスポーツまで、好きな事だけ綴ります!
Excite Blog
引っ越しました!
http://shu1968.exblog.jp/8876435/
2008-11-02T02:35:00+09:00
2008-12-13T10:37:28+09:00
2008-11-02T02:36:14+09:00
shu_hirata
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http://ameblo.jp/shu1968/
よろしくです
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September 14th, 2008 - 結婚式 II
http://shu1968.exblog.jp/8615536/
2008-09-15T03:27:00+09:00
2008-09-15T03:31:51+09:00
2008-09-15T03:28:09+09:00
shu_hirata
未分類
みんなで何回もリハしたんでしょ、とわかるぐらいみんなの息もピッタリ。
しかも音楽はマイケル・ジャクソンの「Beat It!」ですよ。(汗
わたしが14歳のときに初めてクラブ(当時はディスコと呼ばれてましたが)にいった時にかかっていた音楽。
うん、でも結構ダンス巧いじゃん。
選手リタイヤした後の再就職先、これでいいんじゃない?とからかいたくなっちゃうぐらい、楽しそうでした。
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September 14th, 2008 - 結婚式
http://shu1968.exblog.jp/8615518/
2008-09-15T03:10:00+09:00
2008-09-15T03:23:29+09:00
2008-09-15T03:11:28+09:00
shu_hirata
未分類
コスタリカまでいってまたいいもん観たんでこれもちゃんと書きます。
が、今日はまた一休み。
なぜかと申しあげますと、結婚式だったからです。
あれ、ちょっと太ったんじゃない!?
いま180ポンドぐらい?とからかいたくなっちゃうぐらい幸せな感じでした。
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September 9th, 2008 - ちょっと勘違い
http://shu1968.exblog.jp/8549941/
2008-09-10T00:21:05+09:00
2008-09-10T00:21:41+09:00
2008-09-01T11:56:41+09:00
shu_hirata
未分類
でもどこかの記事で読んだので.......
ちょっとそれは違うっぺぇ〜、という事でここに記させて頂きます。
アメリカでの話なんですけど。
例えばー
ステロイドテストでひっかかった選手とか、または試合でノックアウトされちゃった選手たちが、何日間出場停止になるかなどの規則に関してなんですけど........
これ、各団体が決めるのではなくて、各州のアスレチック・コミッションが決めるもんなのです。
アメリカではほとんどの州の法務省の管轄下にアスレチック・コミッションというのがありまして。
まぁ、まだ無い州もあります、ちなみに、正確な数字は定かではないですが、まだ12州ほど。
でもほとんどの州にはこのアスレチック・コミッションというのがあるんです。
そしてこのアスレチック・コミッションのトップに座るコミッショナーのもと、コミッションのスタッフが、その州で行われる試合のルール、試合をする選手に課すメディカル・テスト、ドラッグ・テストからレフェリー、ジャッジ、インスペクター、それらに伴うルール、あとはチケットの売り上げから何枚招待券をだしたのかまで、あとは入場者の数など、すべてを管理する訳なのであります。
ようするに、公式な格闘技の興行を開催するには、常にこのアスレチック・コミッションの仕切りのもとですべてを行わなくてはいけない、という事なんです。
ですから、例えばUFCの契約書にはー
コミッションがある州で大会を開催する場合は当然のその州のコミッションのルールに従い大会を開催・運営し試合も行われる。
そしてコミッションがない場所、例えばヨーロッパとかですね、そういった場合はネバダ州のコミッション・ルールに従って大会は運営されると、しっかりと記している訳なんです。
ですから、ステロイドにひっかかった選手の罰金や出場停止期間を決めるのもコミッション、ノックアウトされた選手に関しての管理、メディカル・テストの規定などを決めるのも当然コミッションなのです。
さて、ここで今日のトピックに戻らせて頂きますが。
実際にノックアウトされた選手に課せられるルールなんですけどー
これも各州によって微妙に違うんです。(泣)
まぁ、でも法律だって州と連邦と二種類ある国ですから、よく考えれば当然なのですが。
ただ基本的には、頭部に打撃を貰ってノックアウトされた選手はほとんどの場合60日間の出場停止となるんです。
そして次の試合の前に必要となるメディカル・テストに関してはー
これは試合後に選手のチェックを担当したドクターがその場で最終決断を下すんですが、べガス、カリフォルニア、イリノイ州、(アトランテック・シティーのある)ニュージャージー州などは、大体次の試合の前に頭部のMRI検査を命じられ、これでドクターからオッケーがでなければ試合できない、というもう一つのハードルも課せられます。
カリフォルニア州だったらMRIだけでなく、神経検査もパスしないといけない筈です。
まぁ面倒臭いですが、やはり選手のセーフティーを考えますと、これは仕方がないというか、こうあるべきだと、私は思います、ハイ。
試合をやりたい選手や、試合をさせたいマネージャーやトレーナーは当然「ダイジョーブ、ダイジョーブ」というかもしれませんが、選手の健康のことを考えるとですね、やはり打撃を頭部に貰った選手へのMRI検査は必要だと思う、という結果に辿り着くべきだと信じているのですが.....
みなさんはそう思いませんか?
だって脳みその中のことなんて、それこそド素人の我々からしたら、例え開いて見れたとしてもチンプンカンプンですし、折角人類がMRIとかCATスキャンとか凄い機械を発明したんですから、使って大事をとらないと勿体ないというか、何ていうか........。
選手をとにかく大切にしてあげないと、と思うんですよね。
特に格闘技のプロの選手が放ったパンチやキックを頭に貰っているということは、下手すりゃ車に引かれたときに頭打つのとそんなに変わらないですし、彼女にビンタされたレベルの話じゃないですから。
やっぱり検査はしないとまずいっしょ、と私は思ってしまうんです。
もちろんアメリカですから、60日出場停止処分となった選手が、いや、大丈夫だからもうちょっと早めに試合したいから、停止期間は45日にしてくださいな、とお願いしてオッケーがでるケースはたくさんあるんです。
それでも必ず次の試合の前にMRI検査は受けなくてオッケーがでないといけない、と言われる筈です。
え、州ごとに違うんだから、他の州で試合をする場合は?
グッド・クエスチョン。
これがですね、面白いんです、はい。
アメリカですから。
でも答えはシンプルです。
例えばカリフォルニア州で試合をしてキックを顔面にモロ喰らってノックアウトされちゃったとします。
そして60日の出場停止処分になった場合。
だけどコミッションのない州、たとえばインディアナ州にいって次の月にMRI検査も何もしないで試合をしてもいいのか?
はい、いいんです。
でも、BUT!
ここで大きくBUT!
しかしですね、
それをやると99%その選手はカリフォルニア州のライセンスを永久剥奪されます。
つまり、カリフォルニアで一生試合する気がないんなら、どうぞ、という事なんです。
名前は失念しちゃいましたが(すみません)、実際にカリフォルニア州から停止処分を喰らった選手が、その出場停止期間中に日本で試合して、カリフォルニアから永久にキックアウトになったケースもあるんですね。
そしてアスレチック・コミッションのある州で試合をする場合はー
これはですね、コミッションは当然「仲間」である他州のコミッションの決断をリスペクトしますので、出場停止処分中の選手は出場させない、またはMRI検査はしなさい、という裁定を下すものなのです。
けど、これが正しいやり方だと私は思うんです。
やっぱり選手たちは一生試合だけで飯喰っていくわけではないんですから、選手生活の後の人生も考慮しなくてはいけないことですし。
だからこそ選手のセーフティーのに関してのルールは、ほんと、大切なことだと思うんです。
ですから、まぁ、コミッションが存在していない日本やヨーロッパではどうしたらいいのか..........(詰)
これはあまりにも事情が複雑過ぎて、この件に関してはまた別の機会に書かせて頂きたいと思っております、と取り敢えずここは勘弁してください。(汗)
ただですね、コミッションのない国の選手やトレーナー、そしてマネージャーのみなさん、今のところは、自主的にちゃんと選手を守るしか解決策はないと思うんです。
だからノックアウトされて、4週間とか5週間で試合する選手にはちゃんとMRI検査ぐらいはしてチェックしてあげましょう。
それぐらい格闘技というのは危険なスポーツですから。
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September 7th, 2008 - "ゼンコー" 吉田選手の対戦相手カロくん欠場
http://shu1968.exblog.jp/8583307/
2008-09-08T12:03:00+09:00
2008-09-10T22:46:56+09:00
2008-09-08T12:03:41+09:00
shu_hirata
未分類
現地時間の木曜日に地元のスポーツ・バー「STATS」で行われた記者会見の時は、カロくん、ピンピンしてたんですよ。
あれ、ちょっと痩せたかな。
思ったよりも小さいね、な〜んてみんな言ってたんですが、私からみたら、あら、ちゃんと練習してきたね。
(「スタミナないっすよ、あいつ」by長南選手、だから)今回はコンディショニング重視の練習してきたんじゃないかなぁ、と感じさせる身体で、そう、痩せているというより、かなりのグッド・シェイプだったと私は思うんです。
ESPNラジオのインタビューでも「とてもいいキャンプができた。今までにない最高のコンディションだ」とカロくんは話していたので、うん、これはいい闘いになるぞ、とワクワクしてたんですけどね。
ちなみに今回のUFC 88の記者会見に出席した選手はチャック、ラシャード、リッチ、マットにカロくんとゼンコー選手の6人のみ。
つまりこの三試合が今大会で一番注目されていたカード、そしてUFCが一番プッシュしていた試合だったんです。
更には、WOWWOWの手配だったと思うんですが、日本の一般マスコミの方々も思ったよりたくさん来ていて、いい感じで盛り上がってたんですよぉ〜。
それなのに.........。
よっしゃ計量いくぜい!とみんなでゼンコー選手の部屋をでて、エレベーター待っている時に私の携帯が鳴ったんです。
「すぐに14階にきてくれ、話したい事がある」
何か嫌な予感はしたんです。
まぁ、でもゼンコー選手や朝日(昇)さんたちにはロビーでちょっと待っていてください、と私だけUFCの仮設オフィスがある14階でエレベーターおりたんですが.....。
要は「ダナ(ホワイト)もジョー(シルバ)も何度もカロと話したんだけど駄目なんだ。背中の怪我らしい。アイム・ソーリー。すでにダナとジョーは計量会場にいるから、ディテールはそっちで話してください」という事だったので、ロビーでゼンコー選手にバッド・ニュースを通達。
取り敢えず計量会場にいってダナかジョーと話そう、という事になったんです。
さて、こういった場合、代替の選手を探すのは可能なのか?
カロはドクターからの診断書を持っているのか?
そしてこれはゼンコー選手の不戦勝にならないのか?
あとファイトマネーは貰えるのか?
再戦は組んでもらえるのか?
はい、すべてここでご説明させて頂きます。
まず代替の選手。
これは残念なことに、計量スタートの二時間前では限りなく不可能に近いんです。
もしもカロくんが駄目と判明したのが木曜日なら可能だったんですが.....
それはなぜか。
簡単なことなんです。
アスレチック・コミッションが全選手に定めているメディカル・テストなどの承認プロセスが間に合わないからなんです。
すでにジョージア州のファイター・ライセンスを持っていて、三ヶ月以内にすべてのメディカル・テストを終えている選手というのが都合よく見つかったら話は別なんですが、その選手がメディカル・テストなど全部の書類を持って計量できる状態で会場まで二時間以内にこれるのか.............。
それは現実的に考えると、やっぱり無理だったんです。
だから限りなく不可能に近いノーなんです。
ほんと、これが木曜日の夜とかにわかっていれば、UFCなら誰か探したと思うんです。
でも計量スタートの二時間前では、やっぱり、どうしても無理だったんです。
さて、カロくんは試合にはでれないという事が明記してあるドクターの診断書を持っているのか?
まず答えからいいますと、持っていません。
カロくんからの説明によるとー
計量前日の木曜日の夜、練習中に腰を負傷。
その時はちょっと腰に違和感があった程度だったので、まぁ、大丈夫だろうと寝たんだけど、金曜日の朝起きたら、痛みは腰だけでなく左足全体にきており、それこそ松葉杖なしでは歩けない状態。
だからどうしもて試合は無理、というのが本人の判断であって、これは別にアスレチック・コミッションのドクターが診断して試合は無理という判断を下した、という訳ではないんです。
ですから、あくまでも、これでは試合できない、という本人の判断によっての欠場なんです。
だからダナもジョーも何度もカロくんと話し「本当に駄目なのか?」とそれこそ何十回も確認したのですが、やはりカロくん自身が「どうしても無理」という事なので、これは無理となってしまったんです。
そうなるとゼンコー選手陣営の我々としては、それなら月曜日に地元に戻ったらすぐに医者にみてもらい、診断書と、後はレントゲンでもMRIでも何らかの証拠を提出すること、という要求をするだけで、他には何もできないんです。
それなら少なくともゼンコー選手の不戦勝にならないのか?
これなんですけど.........
これもまた簡単な論理とルールが存在しておりまして、まぁ、だからカロくん、計量寸前に欠場という決断を下したんだと思うんですが.......。
計量が終わっていないという事は試合が成立していない、という事なんです。
これが計量後、試合当日に駄目となったのなら不戦勝になるのですが、計量をパスしていないという事は、試合不成立イコール試合そのものがキャンセルという解釈なんです。
まぁ、これはどの州のアスレチック・コミッションのルールでもそうなっているので、受け入れるしかないんです.................。
(ちなみに、こういったルールはUFCが決めるものではなく各州のアスレチック・コミッションの裁定に委ねられるんです。ですからもしもダナ様がアントニオ猪木並みの強権発動をしても、全然関係ないんですね。ズッファが決めることではないですから)
次はファイトマネー。
これはもちろん全額貰えます。
火曜日から現地入りして、今回は公開練習、ビデオ・インタビュー、あとは記者会見とUFCのプロモーションのタメに仕事をした訳ですし、それがなかったとしても、この試合に向けて二ヶ月以上の準備を積んできた、という事はもうすでにUFCの試合のためにたくさん「仕事」をしている訳ですから、これは支払われて当然なんです。
が、正確な事をいうと、試合が中止になった場合の選手へのファイトマネーの支払いに関しては、アスレチック.コミッション管轄ではないので、各プロモーションによって微妙に異なるんです。
比較的にファイトマネーの額が大きいボクシングの試合では計量前に相手の選手がアウトとなり、代替の選手の手配ができず試合がとんでしまった場合は、ファイトマネーの25%が選手には支払われるという変な「しきたり」が存在しているらしいのですが、少なくともアメリカのメジャーなMMAのプロモーションでは、こういった場合はちゃんと全額払ってくれるケースがほとんどです。
という訳で、今回のケースはゼンコー選手には全額支払われ、そして欠場となったカロくんへの支払いはゼロとなりました。
*ちなみに、多分みなさんもご存知だと思いますが、アメリカとカナダ以外の総合の団体では、こういった場合、選手にファイトマネー全額支払ってくれることはほとんど無いと思います。(これについてはまた後日どこかで機会があったら書かせて頂きます)
ですからそれに比べると、まだアメリカのメジャーのMMAプロモーションはちゃんと全額払ってくれるからいいと思うんですよね。
そして、再戦は組んでもらえるのか?
これも当然、答えはイエスです。
カロくんの怪我が完治するまでこちらは待つつもりはて〜んでないんで、これは11月にはすぐに他の試合を組んでくれ、という事で私がいまスッファと交渉している所であります。
現場では、ダナもジョーもすぐに試合を組むから、ほんとにアイム・ソーリー、とゼンコー選手本人にも説明してくれたので、これは11月には試合を組んでくれることはほぼ間違いないと思います。
だから早く次の試合きめようぜぇ〜!と私がジョーを突っついている最中、という事であります。
さて、それから、最後にまだまだ大きな問題が、もう一つ残っているんです。
それは、スポンサー収入に関してなんです。
みなさんもご存知の通りー
UFCは今スポンサー天国でありまして、ほとんどの選手が一試合につきファイトマネーと同額またはそれ以上のフィーをスポンサーから得ているんですね。
今回のゼンコー選手にも5社スポンサーがついてましたので、試合があれば、そこからの収入も入ってくる契約になっていたのですが.......
試合がない、という事は入場時や判定時に着るTシャツや試合で履くトランクスに載っている企業のロゴがまったくテレビに映る事がないという事になるので、そうなるとこれは大きな大きな収入減になってしまうんです。
それでは堪らん!という事で、私がファイトマネーや次の試合のことなどの他にすぐに真っ先にズッファと交渉したのはー
それなら、少なくとも最前列にゼンコー選手を座らせて、PPV生中継枠内で、カロくん欠場になって試合がなくなったゼンコー選手ですと紹介し、座席に座っているゼンコー選手の抜きのカットを必ずいれてくれ、という事だったんです。
そうすればスポンサーのロゴの入ったTシャツを着たゼンコー選手のカットが生中継で流れるので、少なくとも私が各スポンサーに連絡して、全額駄目だとしても何パーセントか払ってください、と交渉できるからなんです。
これに関しては、さすが、ズッファ。
ちょっと待って、とテレビのプロデューサーやイベント・オペレーションの副社長に相談してくれて、10分でオッケーの決断を下してくれたんです。
という訳で、ゼンコー選手はランディ、ランペイジ、グリフィン、ミゲル・トレス、ファイバーらとVIPセクションの最前列に座り(ちなみにハリウッド女優のマンディー・ムーアらセレブはその後ろ二列目でした)、PPV生中継枠の中で、まぁ数秒でしたが、スポンサーのロゴがついたTシャツを着たゼンコー選手を紹介してくれたので、今日こちらは月曜日なのですが、私がいまスポンサー各社に電話して、ちょっとでもいいからお金ちょ〜だい、と交渉している所なのであります。(苦笑
あ、あと最後にー
カロくんは、実際にゼンコー選手のもとに「悪かったな、アイム・ソーリー」と挨拶にきたのか?
これもちょっと気になりませんか?
これなんですが、計量会場から戻ってきて、あ〜あ、試合ないからみんなでヤケクソ焼き肉でも喰いにいきますか、と我々が泊まってたシェラトン・ホテルの正面玄関で車を待っていた時に、何とたまたまびっこひいたカロくんがタクシーに乗り込む所を発見したんです。
選手はみんなウエスティン・ホテルに宿泊していたので、シェラトンにカロくんがいたのはこれは完全に偶然だったのですが.....。
タクシーに乗り込もうとするカロくんの背中に、おい、カロ、ヨシダ選手いるぞ、そこに、ちょっと話そうや、と私、声かけたんです。
そうしたら、カロくん、すぐに私の所にきて、ヨシダ選手に謝りたいというので、ゼンコー選手を呼んで、話しをする機会ができたんです。
カロくんはしきりに謝っておりました。
「ヨシダ、あなたのことは本当にリスペクトしてます。だから今回もしっかりと練習してきたんだ。でも昨日の夜、マットで軽くグラップリングしていた時に腰がポキッとなったんです。その時は大丈夫だろうと思ってたんだけど朝起きたらもう痛みが足まできて、全然駄目なんだ。ベストから程遠い状態なのでこのまま試合するのもリスペクトに欠けると思ったし、本当にアイム・ソーリー」
と何度も頭を下げてくれたんです。
でもカロくん、パニック症候群だ、不眠症だと最近問題が多いんですが、何か弱そうな目をしていました。
UFCのウエルター戦線で長くトップを張っていた選手なので、ちゃんと完治してカムバックして欲しいですが、でもあの目はファイターの目じゃなかったなぁ。
大丈夫かい、カロくん?とちょっと心配になっちゃいました。
さて、今回こういった事があった中で、またまた、ほんとこの人はいい人だよ、と痛感したのが、ランディおじさんですね。
実を言うとランディはカロくんと練習した事もあるんで、まぁ、どちらかというとカロ陣営の人なんですね。
でも計量会場では私の所にきて、ほんとに残念だ、と言ってくれたし、当日も会場で、前座の試合のときにゼンコー選手の隣に少し座って、話しかけてくれて、しかも、その前座の試合を観ながら、UFCで勝つためにはこういう闘い方は駄目だ、もう時代は変わっているから、と技術についても一言二言アドバイスしてくれたんです。
まぁ、そのアドバイスの中身はもちろんここでは書けませんが.........。
そうなんです、あの天下のランディおじさんが気にして声をかけてくれて、しかもほんの少しですが、オクタゴン技術に関しての持論もゼンコー選手とシェアしてくれたんですよ。
ほんと、いい人だと思いません?
もうこういった事があると、いつかヒョードルとやる時がきたら、かなりキツいと思うけど(汗)、是非、勝って欲しいなぁ〜、と思っちゃうんですよね。
という訳で、かなり長々と書いてしまったので、今日はここまでとさせて頂きます。
スポンサーに電話しなくちゃいけないし。(苦笑
最後に写真を一枚。
これ、計量会場からホテルに戻るときの、車を待っているゼンコー選手とランディおじさんです。
みんなで、誰か明日ゼンコー選手と試合できる選手いないかねぇ〜、と話していたら、UFCのスタッフのひとりが、ランディは?なんていうから、
「え、でも体重全然違うし、けど、ファイトマネー、ランディと同額なら、ゼンコーくん、もちろんやるよね?」
な〜んてバカ話をしていた時のワンカットです。
いい感じでしょ。
ほんとランディおじさん、最高にいい人です。
それでは、今週中にゼンコー選手の次の試合が決められるようにして、なるべく早くこのブログでもみなさんにそのご報告できるようにしたいと思っておりますので、ちょっと待ってくださぁ〜い!
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September 5th, 2008 - ロード、part 6、まだまだ続くんです
http://shu1968.exblog.jp/8477344/
2008-09-05T20:48:00+09:00
2008-09-05T20:52:48+09:00
2008-08-17T11:58:09+09:00
shu_hirata
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今回のShoXCが開催されたテーブル・マウンテン・カジノは、アメリカ先住民保有地にあるカジノ・ホテルなんです。
だからもう山を谷をと、どんどん奥へ奥へと進んでいくとあるんですよ、山の麓に。
聳えたってるんです、ドカぁ〜ンと。
しかもこれもよくあるんで、ありえるとは思ってはいたのですが.....
ここのカジノ、アルコール禁止なんですよぉ!
それはなぜかというと-
何と未成年でもギャンブルができちゃうからなんです。
だからポーカーのテーブルについて、はっと気がつくと隣が高校生のカップルじゃん、なんてのは日常茶飯事とうか当たり前。
驚くことでも何でもないのです。
しかし高校生でもギャンブルができるとは..........
バカラか何かで大儲けして、それこそ5万ドル(大体550万円)とかぐらい当てちゃっただけでも......
その子の人生狂いますよぉ。
だって高校生にとって5万ドルなんて、もう5億円ぐらいに感じるじゃないですか。
アメリカの高額の宝くじ当選者たちの半数以上が破産、収監、最悪のケースは死亡なんて結末を迎えちゃうこのアメリカで、高校生にギャンブルを許すとは..........
いやぁ〜、こればっかりは理解できんわん!
と初めは思ったのですが........
まぁ、馴れちゃうと、実際にそういった事件みたいなことが起きてる訳じゃないからいいのか、な〜んて思っちゃうんですよね。(汗
まぁ、という訳で、アルコールがないから今イチのらないというかハマれないというか.......
ギャンブルしても面白くないし。
ポーカーやりながらも、何か集中できないからと高校生の女の子をチェックアウトしている自分に気づき.....
何をやっているんだ、俺は、と若干の罪の意識に囚われ......
いやぁ、「青い珊瑚礁」の続編を観たとき、当時14歳だったミラ・ジョボヴィッチをみて、すげぇキレイだなぁ、乳首みせるのかなぁ、なんて思ってしまった時に感じた、うん、何ていうのか、罪の意識とまではいかないけど、何かちょっとまずいんでないかい、と思ってしまうあの時と同じ感覚が蘇ってきまして、なかなか楽しめない環境なんです。
(何か前にも同じ事、どこかで書いた記憶があるんですが.....そうでしたら、すんません)
さて、そんな事はどうでもいいので、ShoXCの話に戻ります。
まず控え室が会場の外に設置されているテントの中だったので、モニターがない、イコールの他の試合が観れなかったんですよぉ。(プチ・ブーイングです
ちなみにルール・ミテーィングはテントの外、駐車場でした。(笑
でもだからといってLow Budget、低予算、という訳ではないんです。
Showtimeのクルーはたくさんいて中継車並んでいて、という感じです。
単に会場が小さいので、どうしてもこういった運営スタイルでという事になったんだと思います。
ただ、やっぱりね、他の試合観たいから、ちょっと、と会場の中に入っても、選手とかセコンドのパスでは選手入場エリアの後ろの部分以外は立ち入り禁止!
そうなんです、つまり観客席にはまったく足を踏み入れることができなかったんで、しっかり観れる環境ではなかったんです。
セコンドの高橋さんや薮下さんも、ま、いいか、と控え室に戻ってただひたすら試合を待つ、という感じでありました。
要は立ち見は禁止、という会場だったんですね、ここは。
カジノ・ホテルの中にあるショー、という感覚で、しかもShowtimeで全米中継、というアップスケールな催し物と考えると......
あの会場ではやっぱり立ち見はなし、は何とななく納得なんです。
それに試合終わった選手を観客席にいれると、まぁ、空いている席に座るのはいいんですが、そこで、ハァハァ大きく息しながら、水飲んで、バァーと床に吐いちゃったりするのがいますから。(笑
まぁ、選手からしたら、試合後なんだから、水ゲェ〜の気持ちも充分わかるんだけど、お隣がもしもちょっとクラッシーな、タキシード着たおじいちゃんのドレスのおばあちゃんカップルだったら、とか考えると........
うん、この会場に選手たちいれるのは、まずいかもねん、とも思います。
もちろん席はぎっしり埋まっていたので、どうせ立ち見といって場所が限られてしまいますし........。
それにテレビの絵的にも、そこらへんに関係者がぞろぞろ立って観ているのは、どう感がてもいい訳ないし。
あの照明であの会場のサイズだとどうしてもそれは写ってしまうと思うんですね。
と、まぁ、とにかく他の試合はちょくちょく会場に入って観るぐらいで、基本的には後日テレビで観たのですがー
ShoXCの大会では「当たり」の方に入る大会だったと思います。
やっぱり次世代スター発掘も兼ねているので、大会によっては今イチ、という事もあるんで。
でも全体的なレベルは高いと思います。
あ、そういえばパンクラスにでていたポアイ菅沼くんがメインだったんですが、彼とはちょっと長く話す機会があったんですけどー
まぁ、想像はしてたけど、ロコ・ボーイだわ。(笑
MMAが僕のキャリア、だから仕事なんだ、としきりに自分にいい聞かせるようにいっていたのが印象的でした。
そう自分自身に言い聞かせることに一生懸命なんです。
そうやって普段の生活環境から食事、とにかく人生そのものをMMAという仕事を中心に考えないと、という事なんですね。
だから今大会、バシッと勝ってよかったと思うんですが、ちょっとレフェリーのストップが早かったかな、という感じでした。
けど勝ちは勝ち、早くエリートXC本戦にでれるように頑張って欲しいです。]]>
September 1st, 2008 - ロード、part 5、まだまだ続きます
http://shu1968.exblog.jp/8464063/
2008-09-02T10:28:00+09:00
2008-09-02T10:53:41+09:00
2008-08-14T10:22:43+09:00
shu_hirata
未分類
な〜んて気は全然しませんでした。(汗
はっと目が覚めたら、
ヘイ、セニュール、ホテルはどこだっけ?
とドライバーが聞いてくるじゃありませんか。
ありゃ、あんたいつの間にか助手席なのね。
気がついたらハンドルを握っているのは彼女で、ドライバーはその隣。
しかも彼女曰く「結局わたしがほとんど運転したのよ、この人寝てばかりいたんだから」だって。(笑
たくましいですね、彼女。
でも大らかで、いいですねぇ、わたし、こういうの大好きです。(笑
え〜っとホテルはね、マリオット・スィートだね。
ほら、ここここ、と住所の書いてある紙をみせると、ドライバーは彼女にスパニッシュで何やら一言。
オッケー、ノー・プロブレム。
でもそれから5分ぐらい経つと、突然ガソリンスタンドにストップ。
ドライバーの、というか、
厳密には、もうこの時点ではこの人は、ただ単に助手席に座っている男になってしまったんですが(笑
まぁ混乱するんでドライバーと敢えてここでは呼びますが、
まぁ、このドライバーが、ガソリンスタンドのおっちゃんに、何やらああだこうだと聞いてるんです。
あれ、何やってんの?
「あ、いまホテルまでの行き方聞いてんのよ、ノー・プロブレム」と言う彼女........
本当にノー・プロブレムなんかいなぁ、と思っていると
イージー、イージー、すぐそこだよ、と何だかやけに嬉しそうな顔をしながらドライバーが戻ってきたので、
まぁ、いいか、という事でレッツゴー。
後ろで寝ていた薮下さんも目が覚めたらしく、「もうそろそろですかぁ〜」。
「でも凄い田舎ですねぇ〜」
とぼけぼけと二人で話している間にちゃんとマリオットに到着。
いやぁ、ありがと、ありがと。
と、もうこの時点ではドライバーと呼んでいいのかわからんこのドライバーにチップをあげながらー
でもお前、助手席で寝てただけだろ?
ちゃんと彼女に分けてあげなよぉ!
と突っ込みたくなったけど、まぁ、疲れたからとにかくチェックインだぁい!
それではさようなら、ということで私と薮下さんはホテルのフロントにいき、
え〜と、ヨーコ・タカハシとケイコ・タマイの部屋どこぉ〜?
フロントのおじさん,キーボードをぴょこぴょこと打つと、
そんな名前のゲストはこのホテルには泊まっていませんねぇ〜。
ありゃぁ、そんな筈ないんですけどぉ。(汗
ジャスト・ア・ミニッツ。
多分もう一つのマリオットだと思います、
とフロントのおじさんすぐに電話してくれたら、案の定、マリオットはもう一軒、4マイルほど離れた所あるんだけど、そこに二人は泊まっていたのです。
ありゃ、じゃぁ、タクシー呼んでくださいな。
オッケー
と、このフロントのおじさん電話してくれたんだけど、まぁ、朝の4時でこのカリフォルニアの片田舎だから、タクシー会社、でない、でない。
結局、4、5社目ぐらいかな、やっと電話にでたタクシー会社にきてもらう事になったんだけど、
何と、あと30分から45分.......
はぁ〜、そうですか。(疲
それでは、と飲みたくもないのに、ロビーの隅にあったコーヒーステーションでそれぞれコーヒーをつくり、
待ちますかぁ、
と私と薮下さんはロビーのベンチに座って、タクシーが来るのを、ただひたすら待ったのでした......。
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August 31st, 2008 - FFFの写真です III
http://shu1968.exblog.jp/8460707/
2008-09-01T12:10:26+09:00
2008-09-01T12:04:29+09:00
2008-08-13T16:58:18+09:00
shu_hirata
未分類
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August 31st, 2008 - FFFの写真です II
http://shu1968.exblog.jp/8460695/
2008-09-01T12:09:00+09:00
2008-09-02T10:34:21+09:00
2008-08-13T16:55:11+09:00
shu_hirata
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でもアマンダは、ちょっと「錆び付いている」感がありました。
久しぶりの試合だから仕方がないのかもしれませんが、体も若干だぶついていたかな。
でも前日計量を127ポンドでパスした端選手が、135ポンドのアマンダ相手に最初から最後まで試合をコントロールしたのはほんとに凄い事だと思います。
この日、エリートXCのジェレミー・ラッペン氏を会場に呼んだのですが、カリーナの次に一番興味を示していたのが端選手でしたね。
もっと頻繁にパウンド有りのMMAの試合をこなしていけば、エリートの130ポンド以下でも充分にトップを狙える選手だと思います!
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August 31st, 2008 - FFFの写真です。
http://shu1968.exblog.jp/8460667/
2008-09-01T12:02:37+09:00
2008-09-01T12:03:12+09:00
2008-08-13T16:49:19+09:00
shu_hirata
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August 31st, 2008 - Finally, ロード part 4
http://shu1968.exblog.jp/8460631/
2008-09-01T12:01:21+09:00
2008-09-01T12:01:55+09:00
2008-08-13T16:35:54+09:00
shu_hirata
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という訳で、FFF第四回大会。
ロスのShrine Auditoriumという会場だったのですが、観客動員数という点ではなかなか厳しいものがあったと思います。
試合内容も、まぁ、全部で13試合もあったのでー
*最終的には、ジェシカ・アギュラーの眼検査に問題があり彼女の試合がキャンセルとなったから12試合だけになりましたが
ーちょっと長過ぎかな、という興行だったんです。
でも、まぁ、注目されている選手たちの試合内容はとてもよかったですし、観客のリアクションも、まぁ、ここはアメリカですから、相変わらずでとてもいい感じだったんですが.......
いやぁ〜、いかんせん、も〜うちょっと席が埋まらないと、ほんと、相変わらず乏しいボキャブラリーで誠に申し訳ないですが、厳しい!の一言、と言わざるを得ないです。
ただ試合内容という点では、相変わらずトップの選手たちの試合は男子の試合と遜色ないぐらいの試合が多かったんで、うん、ジョシカクもトップはレベルが高いです、という事を再認識致しました。
というか選手たち、みんなちゃんとした技術を持ってるんで、別にパウンド有りだろが顔面エルボー有りだろうがケージだろうが、安全面に対しての懸念の声があがることはないだろうなぁ、と安心して観れる試合がばかりでした。
そんな事よりも、誰の手違いが知らんけど、試合後に突然会場の電気が切られて、それが丁度控え室でドクターが端選手の額を縫っている所だったんですよ、だからそれの方がよっぽど危ないだろう!?なんて思っちゃいました。
さて今大会で一番のサプライズはー
うん、もちろんアマンダに勝った端選手、彼女は間違いなく今回のMVPだと思いますが、ほんとに私が驚いたのは、サラ・シュナイダーと対戦したアシュリー・サンチェズという選手なんです。
サラは、この前のエリートXCでジーナ・カラーノと対戦したケイトリン・ヤングに勝っている選手で、こういっては本人には非常に失礼なんですが、馬力もルックスもちょっとスタン・ハンセンを彷彿させるというか、それでいてしっかりとしたキックと柔術の技術があるとてもいい選手なんです。
そこで対戦相手のデータをみると、MMA3戦目で戦績も1勝1敗。うん、これはこのアシュリーちゃん、また同じボキャブラリーをここで使わせて頂きますが、厳しいだろうなぁ〜、サラが一方的に勝っちゃうんだろうなぁ〜、と思っていたんです。
とろこがどっこい、蓋を開けてみると、この試合が凄くよかったんですよ。
1ラウンドから猛烈に仕掛けてきたサラの強烈な裏拳を喰らいながらも、グランドで下になって場面でもパウンドを数発喰らいながらも、このアシュリーちゃん、しっかりとガードし、スタンディングに戻し、その後は堂々と互角以上に殴り合い、2ラウンドからはなかなかテイクダウンも許さない戦い振りで、めちゃめちゃ良い試合をしたんです。
冷静にみれば、1ラウンド、ダウンを奪って試合をコントロールしたサラの判定勝ちは妥当というか当然なんですが、試合が終わった瞬間は、ドローでもいいんじゃない?と思えるような善戦振りだったんです。
フルガード、クロスガード、ラバーガードといったグラウンドでのディフェンス技術も大したもんでしたし、総合3戦目でこういった試合ができる選手がどんどん育ってくれば、ジョシカクもいい所にいけるんだけどなぁ、と感じさせてくれる選手でした。
さて、この日、12試合目のメインイベントが終わったとき、そうです、ロクサン・モダフェリが相変わらずの精神力とトータルな技術の強さでバネッサ・ポルトを倒してFFFのタイトルを防衛したときにはすでに夜中、というか正確な時間は忘れましたが、間違いなく12時過ぎておりました。
それから控え室でドクターチェックがあって、ファイトマネー貰って、怪我した選手は治療して貰い、と何だかんだで結局、1時過ぎに私と薮下さん(めぐみ)は車に飛び乗り、たま☆ちゃんと高橋洋子さんが待っているテーブル・マウンテン・カジノに向けて出発したのであります。
腹がぺこぺこだったので、会場のすぐ近くにある典型的なアメリカン中華ファースフードでチャーハンと酢豚にあと何か忘れましたが何品か頼んで、コーラかな、何かソーダもテイクアウトして、それをふたりで車の中でくちゃくちゃと食べながら、4時間弱のロードに出発、という事でした。
普段食べると、うわぁ、これじゃ化学調味料の固まりだ!と叫んでしまうアメリカン中華も、ここまで腹が減ると、結構美味しいね、なんて思ってしまうんですね。
まぁ、という訳でロスからえっちらほっちら北へ約4時間。
薮下さんと私のロードトリップが始まったのです。
と思ったら、何とドライバーが、
「ねぇ、途中で一人ピックアップしてっていい?」
と聞くからー
いいけど誰?
そうしたら、返ってきた答えが
「彼女なんだよね。それに彼女がいれば僕が疲れたときに運転も替わってくれるし」
いいですね。
この車とドライバー、ホテルに頼んで呼んでもらった、ちゃんとしたリムジン会社の車とドライバーなんです。
それなのに、途中で彼女をピックアップしたい、僕は疲れているから、4時間は長いし。
いいですね。
この感覚。日本じゃありえないでしょ。
ハイヤー呼んで、乗ったら、あ、ちょっと彼女をピックアップしたいから、なんてドライバーがお客さんに言いますか?
乗っているお客がナベツネさんとかだったら、間違いなくこのドライバーは杖か何かでボコボコに殴られる事でしょう。(笑)
いやぁ〜、でもこれをお客に聞いちゃう所が、私大好きなんですよね。
アメリカだよぉ〜、となぜか嬉しくなっちゃうんです。
もちろん、答えはオフコース、別に構いませんよ。
とにかくなるべく早く目的地に連れてってくださいな。
後ろに座っている薮下さんも一言、「笑える.........」。
けどこれがアメリカに馴れていない人たちからしたら、どこかに連れていって襲われて撃たれて持ち物盗まれて、と思ってしまうんでしょうね。
でもそう考えちゃったら、まぁ、今回我々のとった行為に対してー
何で危険なことをするの!?その人が悪人じゃない保証なんてないじゃない!
ーと言われちゃったら、そりゃぁこっちは何も言えません。
でも何となく大丈夫だろうなぁ、というのはこの国に住んでいると皮膚感覚でわかる、至ってぼやけた表現しかないんです。
とまぁ、我々ふたりは満腹になったところで座席を倒すと、あっという間に深〜い眠りに落ちていったのであります。
明日はたま☆ちゃん、全米生中継デビューだぁ、なんて頭の隅で考えながら..........。
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June 1st, 2008 - WEC
http://shu1968.exblog.jp/8053655/
2008-06-02T15:07:00+09:00
2008-07-27T04:56:06+09:00
2008-06-02T15:07:19+09:00
shu_hirata
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そろそろカリーナの事も書かなくてはいけないというのも感じておりますので。
それよりも、土曜日はエリートXC、そして今日はWECと二つ大きな大会が続きましたが、まず初めにトレス対前田、凄い試合だったですよね、あれは!
1ラウンド、前田のパンチで出血したあとのトレスのリズムがもう最高でした。
怒りが原動力になっているというオーラを全身からバシバシだしながら,凄いペースで攻撃していったトレス、彼は本当に凄いです。
もう自分のボキャブラリーの乏しさを呪いたいぐらいです。
凄い、の他に何かないですかね!
英語ならファブュレスとかインクレディブルとかで済ませてしまうかもしれないですが、何ていうのか、ボクシングでいえば相手と正面向ってバシバシ打ち合うメキシカン・スタイルに、もっと機敏さを足して、うん、グラウンドにいった時には息をのむぐらいの早さで腕をとっちゃって、もういくらでも語れる選手なんですよ、彼は。
そうなんです。
ほんと、彼のことを全く知らないファンでも、彼の技術、リズム、スピード、過激度、危険度、一回でも観れば、もうめちゃくちゃよくて虜になると思うんです。
でもそのトレスと壮絶な打ち合いを演じた前田選手、あなたも凄い!
もうほんと、ボキャブラリ−不足で、ほんとにすみません。
でも凄かってですね、この試合は。
135ポンド以下という階級で日本人選手はまだまだいけますね。
でもこうなると観たいですねKID対トレスが。
多くの人はKIDの相手ならフェイバーだろう、と思うでしょうが、私は個人的にKID対トレスの方が観たいですね。
それに135ポンド以下の方がKID選手には適正なんじゃないでしょうか、と思っているんです、勝手に。
でもわたしの中での135ポンド世界ランキングは1位がKIDで2位がトレスなんです。
だからこの二人がやるのが私の中での大きなドリームマッチですね。
けど今回のトレス対前田みたいな、こういった試合を観ちゃうと、世界最高峰の闘いがなぜ世界中のブラウン管で観れないのかぁ〜!叫びたくなります。
8月大会では三浦選手がコンディットの持つウエルター級タイトルに挑戦しますが、これに引き続き日本勢頑張れ!ですね。
それからメインのフェイバー対パルヴァー。もうフェイバーの動きの早さ、そして右のパンチの鋭さとそのパワーにはビックリ昇天であります。
こいつ、こんなに打撃巧かったっけ?と唸るぐらい、パルヴァーのパンチを見切って、あのパワフルな右をバシバシあててました。
それに、まぁ人間ですから少しは失速しましたが、5ラウンドに入ってもあのスピードでタックルはいれるかい?あれだけ伸びてスナップの効いたパンチをだせるんかい?あそこで相手を持ち上げるパワーだせるのか?!といった感じです。
フェイバー、強過ぎです。
けど5分5ラウンドはきついっしょ?と聞いても、いやまだ5ラウンドやれるよ、なんていいそうなこの二人。それぐらいハイペースというか、こいつらどういう心臓してんねん!?と言いたくなる闘いっぷりでした。
もう一回言ってしまいますが、こいつら凄いですよぉ〜!
土曜日のエリートXCは...........。
うん、これについては後日綴ります。
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May 29th, 2008 - 取りあえず
http://shu1968.exblog.jp/8031582/
2008-05-29T21:38:00+09:00
2008-05-31T22:02:51+09:00
2008-05-29T21:38:33+09:00
shu_hirata
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相変わらず凄い人気です。
メディアは3000人と書いておりましたが、前日の計量会場に集まったファンの数、明らかにもっといたと思いますよぉ。
そうなんです、吉田善行選手のセコンドできていた朝日昇さん曰く「おっさんが体重を計るのをみにきて、何が面白いんだぁ〜!」なんですが(笑)、まぁ、熱気ムンムンでいまのUFCの勢いを象徴しております、あのファンの多さは。
もちろん計量だけでなく、ラウンドガールとか有名選手たちのサイン会があったり、UFCのグッズが買えたりと、会場はフェスティバル化してはいるんですが。
ただそれよりも毎回きて感心するのは、UFCはすべてにおいて無駄のないオペレーションをしているなぁ、という事です。
選手たちは到着したら、ホテルにチェック・インする前にUFCの仮説オフィスでまず登録。そのときにライセンス申請は終わっているんかい、とかメディカルテストは必要なのか、とか全部チェックして、あとは、はい、選手とセコンドの食費ですと現金の入った封筒渡して、それからスケジュールの確認。
それも至ってシンプルなんです。
土曜日が試合の場合は大体選手は火曜日に現地入り。
メディカルテストがある人は水曜日にメディカルテスト。
今回の吉田選手のようにメディカルテストは全部日本で済まして、それをネバダのアスレチック・コミッションに提出済みの選手は、水曜日は午前中に30分TVインタビューがあって、午後に30分の写真撮影。
あとは計量と最終メディカルチェックは金曜日の午後。
土曜日は試合。
ほんと、それだけなんです。
練習場所は二カ所。
マシーンを使ったり体重落すためにサウナを使いたい選手はホテルのジム(高級ホテルですからスパですね、正確には)を無料で使え、あとは24時間オープンの仮説練習場を設置してあるんですね、大体。
これも赤コーナーと青コーナーとわかれて二カ所、それぞれマット、パンチバッグ、水、体重計、と最低限必要なものが用意されているだけ。
そしてルール・ミーティングは無し。
これは選手個人がしっかりと自分で把握してくることになっているんです。
ホームページをみれば(UFCでもアスレチック・コミッションのでも)載っているからプリントアウトして読みなさい、なんです。
もちろん試合当日は、実際にその選手の試合を裁くレフェリーが控え室まできて、選手ひとりひとりとルールの確認をしますが。
うん、この実際に試合を裁くレフェリーが試合前の控え室にきて、自分のレフェリングスタイルはこうだから、と説明しながら選手ひとりひとりとルールの確認をするのは非常にいい事だと思います。
これをやればルール・ミーティングなんていらないんですよね。
徹底した合理化というよりも、一番誤解や間違いのないやり方なんですよね、よく考えると。
そうなんです、だから選手は火曜日に着いて、30分ほどスケジュールの確認をしたら、あとは試合までほとんどフリーなんです。
ゆっくりと自分のペースでコンディショニングの調整ができるという訳なんです。
もちろんメインとかにでる選手たちが各メディアのインタビューに応じるメディア・デーは水曜日か木曜日にあるのですが、それも何時から何時まで、と90分ぐらいの間に選手がフラッとくるだけ。
前日記者会見とか色々と行事のある日本の大会に比べると、選手としては気持ちを上げていくのが難しいかな、とは思いますが、ほんと、来て必要な手続きだけをして、あとは試合してもらう、という段取りなんですよね。
まぁ,試合会場や計量会場、それにインタビューや写真撮影の場所まで、ホテルの敷地内にある施設で全部やれちゃうからこういったオペレーションが可能なんではありますが。
試合当日も、前日に言われた会場入りの時間通りに会場までいって、控え室に入って早いもん勝ちみたいな感じでリングチェック(オクタゴン)して、あとは控え室に戻って、案内役のスタッフからかんたんに説明を受けてバケツとタオルと水貰って,コミッションのスタッフがきてかんたんに説明があって。
あとはモニターみながら自分の試合の時間を逆算して、アップして集中して、そして試合。
これだけなんですよね。
プロモーターとかスポンサーが控え室にきて選手と話をする訳でもないですし、別に入場式とかはないんでリハがある訳でもないですし、ほんと、選手はきて試合をする。そしてギャラ貰って帰る、なんです。
そうです、試合後もコミッションのドクターが控え室まできてドクター・チェック。
そしてその後にギャランティと勝利賞ボーナスの小切手を二枚貰って、尿検査して、あとはもう帰っていいです、なんですよ。
だから、あれ、今日はダナ・ホワイトきてるんかいな?という感じなんです。
試合後はそれぞれ選手またはそのスポンサーが主催しているパーティーがあるからそこに顔だす選手もいれば、家族と飯たべにいく選手もいる、とまぁ、みんな至って自由行動なんです。
まぁ、それでいて会場の方は相変わらずソールドアウトで、ファンの興奮度も、まぁみなさんもご存知の通りのアメリカ気質で超がつくほどノリノリ。
でも選手の扱い方からマネージメントの携わり方、そして大会のオペレーション、これは某選手がいっていたんですが「もうこれは格闘技じゃなくてプロ・スポーツだ!」なんですよね。
更にはファイトマネーや選手の待遇に関しても、結果を残していく選手たちが生き残り、そして発言権をもち、いい金稼いで、簡単ないい方をしちゃえばいい思いをする。そんなシステムも、ほんと、徹底したプロ・スポーツ化をしてきたアメリカのMMAだからこそ確立できたんだと思います。
だからこそ、今や文句無しにアメリカがMMAのメジャーリーグとなってしまったんですよね。
そんなアメリカのMMAのトップを突っ走るUFCにでる選手たちにはスポンサーもつくし、色んな所で稼げる、ほんとにヘルシーな現場となっているんです。
ちなみにアメリカのファンの間ではまったく知られていなかった吉田選手にもUFC初戦からアメリカのスポンサーが二社つきましたし、次の試合はもっとつくと思うんです。
更には選手たちが使ったグローブはその選手がサインして、あとでUFC主催のオークションにかけらるんです。
そして落札されたら半額が選手に入るなど、とにかく結果を残していけばどんどん金が稼げるんです。
金、金というな、とおっしゃる方もいるかもしれませんが、キャリアの短いプロスポーツ選手にとって、現役の間にどれだけ稼げるかは大切な事なんです。
そんな大舞台の初戦で、見事アナコンダ・チョーク(スピニング・チョーク)でリアリティ番組のスター選手を葬った吉田選手。
試合後、会場の隅で試合を観ていたらあっという間にファンに囲まれて記念撮影、サイン攻めにあっておりました。
ようするにファンのリアクションも至ってわかりやすいんです。(笑)
あ、勝った選手だ、ということは凄い、よし、サイン貰おう、写真撮ろう、なんですよね。
でもそれだけ結果を残す選手はどんどん受け入れらるという事なんですよね。
MLBとかと同じなんです。
バンバン打ってるから球場でイチローコールが沸き起こるんですよね。
だから吉田選手も勝ち続ければいつかUFCの会場で「ゼンコー・コール」が起きてもぜんぜん不思議なことでも何でもないんです。
けどUFCのウエルター級戦線は32人トーナメント、二つのブロックに分けてやれまっせ、しかも誰が勝っても不思議じゃないかも、といえるぐらい強豪揃いなんですよね。
次戦はいつで、相手は誰になるのか!?
それは近々発表できることになるとは思いますが、まぁ、誰がきても厳しい闘いになることでしょう。
でも頑張れゼンコー!という感じです。
そう、メジャーリーグだからこそ、楽な道のりなんてもんは存在しないんです。
厳しい世界なんです。
けどいまのUFCを肌で感じた選手たちはみんな分っている筈です。
UFCには本当の夢がある、と。
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April 22nd, 2008 - ロード part 4
http://shu1968.exblog.jp/7795241/
2008-04-22T18:44:00+09:00
2008-08-13T15:29:22+09:00
2008-04-22T18:44:50+09:00
shu_hirata
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それでも時間かかり過ぎなんですけど、このデジタル・エージに!
とまぁ、私には何もできない事なのでそれはいいとしてー
え〜とですね、今回はまずロスの前にウィスコンシンで試合があったのでそっちにいっており、まぁ、この大会についても後で書きますが、取りあえずカリフォルニアの部分を先に済ませたいと思います。
すんません、読んでくれている人たちにとってはこんがらがって順序がわからん!という事になっていると思いますが、とにかくまずウィスコンシンで大会があって、次の日シカゴから飛行機に乗ってロス入り。
そして空港で端選手、カリーナ・ダム、ヴァネッサ・ポルトと合流してそこからホテルにチェックイン。
カリーナとヴァネッサはホテルに荷物をおいたら「パンナムみにいくから」とすぐにホテルを出ちゃって、端貴代選手グループは観光、私はホテルに残って仕事。
ちなみにホテルはUSCキャンパスの真ん前にあるラディソン・ホテル。
生徒が多くて寮が足りないアメリカのマンモス大学ではよくある事なんですが、ホテルの一部が大学の寮になっているみたいで、驚くほど学生の人口密度が高い。
そんな学生をみる度に、遅まきながら、あ、そうだ、オレ、もう彼らより20歳ぐらい年上なんだと気がついてがっくり。(はぁ〜?今さら?という感じですが)
次の日は早朝にわたしはホテルをチェックアウト。
そして端選手のメディカル・テストに付き添い。
メディカル・テストが行われたクリニックで、その日に現地入りしたロクサン・モダフェリ、薮下めぐみ、高橋洋子、たま☆ちゃんと合流。
端選手は朝一番からテストを受けていたので、思ったより早く終わり、といっても朝の7時ちょい過ぎから始めて終わったのは昼過ぎだったんですが、これはそれなりの時間に終わったといえるんです。
日没前に終わったんだからいい方なんです。(汗)
ロクサンはMRIはまだ前回のが有効だったので今回は必要無し。血液検査とか眼検査とかだけで済んだので、終わったFFF参戦組二人はホテルへ直帰。
わたしはまだまだテストが終わらないエリート参戦組とクリニックに残り、終わって今度はエリートの用意したホテルの方にチェックイン。
これが空港の近くのホリデー・インで周りに何もなし。
フリーウエー隔てあっち側にSubwayがあるぐらい。
あっちゃぁ、これはまた朝、昼、晩、サンドウッィチになるのかなぁ。
前にも似たような環境で二日続けて昼、晩と吉野家の牛丼を食べたことがあるんですが、カリフォルニア、いや、アメリカはニューヨーク以外は絶対に車がなくちゃ無理。
そんな事、ハワイ、ボストン、ニューヨークと渡り歩いてきた風来坊のわたしにとっては常識中の常識なんだけど、ここ10年ちょいはニューヨークで暮らしているせいか、こういった当たり前の事も現地に着いてから初めて気づくんです。
あっちゃぁ、レンタカーすればよかった。
でももう面倒くさいからいいや、とこの日は夜はエリート参戦組とホテルのレストランで晩飯。
けど、これがホリデーインなのに結構美味しかったんです。
みんなは満足。
さて、明日何するぅ?という話になって、それならユニバーサル・スタジオにいきますか!
今回は日程に結構余裕があったんです。
エリート参戦組は、月曜日にメディカル・テストがあって、火曜日、水曜日は何もなし。
FFF参戦組も月曜日にメディカル・テストがあって火曜日の夜にインタビューや写真撮影などがあっただけであとは水曜日の夜の計量まで何も予定が入っていなかったんです。
という訳で、火曜日は薮、高、たまの三人はユニーバサル・スタジオ。
わたしはホテルで仕事。
実をいうとこの時点で高橋選手の相手のサイボーグがダメかも、という話が入っていたんです。しかも代替選手をわたしが探してあげなくてはいけない事態になりそうだったので、本当はユニバーサル行きたかったけど、ここは涙の撤退。
ちなみに三人はユニバーサルでばったりと端選手グループと会ったそうです。
みなさん楽しんだみたいでよかったです。
ロクサンはホテルに残り、時差ぼけ調整して夜は練習。
相変わらず真面目であります。
この真面目さが試合での彼女の精神力の強さに反映されるんだと思います。
だから彼女の試合は見ていて安心できるんですよね。
さて、この日、カリーナは?
通訳のローラ・グレイシーとは意気投合。二人でいろんな所にいったみたい。
だから別に暇を持て余しているという感じではなかったみたい。
でも今回セコンドでくる予定だった弟のホドリゴがビザの問題で入国不可になったので寂しい、寂しい!
じゃぁ、飯でも喰いにいきますか、とこの日はランチはカリーナとこのローラと一緒にブラジル料理。
よく話してみるとローラはダニエル・グレイシーの元奥さんである事が判明。
はぁ、そうなんですかぁ〜、という以外に別にどうリアクションしていいのかわからなかったので(笑)、あとはカリーナのセコンドをどうするか?の話題に終始。
結局Alliance BJJの関係で、ジャカレイとシャンジ・ヒベイロに頼もうということになったので協力を要請。ふたりともオフコース、と快諾。
サンディエゴにいるヒベイロはすぐに来てくれることになったし、べガスのランディおじさんの所でトレーニング中のジャカレイは試合前日にロス入りしてくれる事になりました。
という訳で、今回のカリーナのセコンド陣はめちゃくちゃ豪華。
ジャカレイとシャンジという大スターおふたりのご登場!という事になったんです。
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April 21st, 2008 - ロード part 3
http://shu1968.exblog.jp/7788912/
2008-04-21T20:04:12+09:00
2008-04-21T20:04:11+09:00
2008-04-21T20:04:11+09:00
shu_hirata
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場所はUSC(南カリフォルニア大学)キャンパスの中にあるといってもいいぐらい、すぐお隣のストリート、うん、厳密にはキャンパスとその周りに分散している大学関係の施設の間に建っているShrine Auditorium。
去年は3回大会を開催して、これが今年初めての大会、第四回大会です。
過去三大会を仕切ってきたエディ・ミルズ氏は退陣。
彼は自分の大会Invincible Fightingとか経営しているジムとかもあるんで忙しいんでしょ。
という訳で、今大会からプロモーターはジャッキー・カレンという元女子ボクサーで、マッチメーカーはそのジャッキーさんご指名のプレンティス・バード。こちらも元ボクシングのマネージャーで、一時レノックス・ルイスのマネージャーをやっていた事もあるみたいです。
そうなんです。
いまのアメリカでは、ボクシング関係者の方々がどんどんとMMAに乗り込んでいるという傾向にあるんです。だから女子総合といえど、この新マネージメント体制に関してはそんなにワオ!と驚くことではないと思います。
でもやはりどちらかというと知識がボクシングに片寄っているというか、そんなにMMAの選手自体を知らないので、マッチメーク、大変だったと思いますが。
で組んだ試合は全部で16。その中からメディカル・テストでひっかかっちゃったからダメとかになった選手がでて、飛んじゃった試合が4。
結局12試合はやれたんだから、これは厳しいカリフォルニア州のアスレチック・コミッション管轄のもとで開かれる大会としては立派な及第点だと思います。
でもジェシカ・アギュラーが目の検査でひっかかった以外に、他の試合が何で潰れたのか、いまよく考えてみたら、公式な説明はま〜ったくなかったと思います。
計量兼記者会見でも説明なんてしなかったんじゃないかな。
まぁ、そこの所は適当にいい加減な所がいいアメリカン・スタイルという事にしまして。
肝心要の試合についてです。
アメリカでMMAの大会を開く際、ほとんどのプロモーターやスポンサーがいうのは「3試合凄くいい試合があったら大成功だよね」なんです。
まぁ、この「凄く」がとても難しい物差しなんですが。
とにかく3試合、観客が沸いて楽しめたらいいでしょ、という所にハードルを設定しますと、今大会は大成功だったと思います。
ただ観客動員数は過去3大会と変わらない状態だったので、そこが辛いだろうなぁ、という感じですが。
実際にロスでどういったプロモーションをしてきたか、というのがま〜ったくわからないのであんまり言えないのですがー
どういったプロモーションをしてきたんだろう?
大会前のリリースだって一回だけだった記憶があるし、プレス用にあがってくる試合の写真だってまだだっていうし。
けど女子総合というものを信じて投資家たちからお金かき集めて大会開いてくれているのですから、ありがたいことですし、どんどんとやり続けて欲しいのです。
けどゲートシ収入がほとんどなくて、PPVでもやってなくてケーブルでもオンエアされていないままで、と考えると、何か打開策があるんかい?!としか思えないんですよね。
トップにいるイラン・レウィンジャーはハリウッドのプロデューサーですから、当然色んなケーブル・チャンネルとかと話を進めているんだとは思いますが。
まぁ楽観的な見方をすればまだまだ4回目だし2年目がスタートしたばかり。
けど投資している人たちにとってはそろそろ何らかの成果を、と思い始める頃だとは思うんです。
選手たちは折角いい試合をしているんですから、いい結果に繋がってほしいですよね。
さて、試合の話に入ろうと思うんですが、取りあえずダメ元で、写真まだぁ〜?とイランに聞いてみます。
それから綴ります、いろいろと。
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